暴行を目撃(写真による報道)
――人民日報社記者呂岩松氏の戦地報道による撮影作品展


 「暴行を目撃――人民日報社記者呂岩松氏の戦地報道による
撮影作品展」が5月21日、中国美術館で展示される。

 この展覧は米国をはじめとするNATOが5月7日夜、在ユ
ーゴスラビア中国大使館を粗暴に襲撃して世界を驚かさせた暴
行や、3月24日以来、NATOがユーゴスラビアの領土で人
道主義に背く災難を起こしていることなどを切実に記録したも
のである。

 呂岩松氏は在ユーゴスラビア人民日報社記者で、在ユーゴス
ラビア大使館にいた4人の中国記者のうち、唯一の生存者であ
り、米国をはじめとするNATOが在ユーゴスラビア中国大使
館を粗暴に襲撃した暴行についての報道を国内に伝えた最初の
人でもある。

 ここで呂氏の作品の一部を精選し掲載する。

 米国をはじめとするNATOがミサイルで在ユーゴスラビア
中国大使館を粗暴に襲撃した後、ひどく破壊された中国大使館
館舎の前で、美しく鮮やかな五星紅旗が依然として高くはため
いている。

 NATOが中国大使館を襲撃した際の爆弾で開いた穴の一つ

 襲撃を受けた中国大使の事務室

 抗議デモをする憤怒したユーゴスラビア人民

 中国大使館の地下ガレージの車の残骸

 重傷を負った大使館の曹栄飛1等秘書官(右)鄭海峰3等秘
書官

 ユーゴスラビアに赴いた中国政府専門グループの人員は大使
館の重傷者を見舞った際、「苦しい目にあったね」と言葉をか
けた。少ない言葉の中、深重な意味がこめられている。

 襲撃を受けた中国大使館の前にいる呂岩松氏

 呂岩松氏が新華通信社の記者邵雲環氏と一緒に「赤旗」自動
車製造工場へ取材に行った際、邵雲環氏のために撮った写真

 NATOが中国大使館を襲撃した当日、呂岩松氏は光明日報
社の記者許杏虎氏と一緒にニシュへ取材に行き、許氏の人生最
後の写真を撮った

 烈士の父親、朱福来氏は許杏虎氏と朱頴氏が犠牲となった部
屋で、血だらけになった掛け布団を手に持って「なぜわたしの
娘、娘婿を殺すのか」と涙ながらに訴えた。

 ユーゴスラビアにいる華僑の人々はデモ進行をし、NATO
が中国大使館を野蛮に襲撃した暴行を強く非難した。

 ベオグラード空港で、肉親の涙の再会。

 襲撃を受けた中国大使館の大応接間

 「人民日報」1999年5月20日8面