石広生対外貿易部部長、中国のWTO加盟過程は加速すると表明世界貿易機構閣僚会議に参加した中国代表団団長である石広生対外経済貿易部部長は3日、記者会見で次のように述べた。 中国はオブザーバーとして同会議に参加し、各方面の関心を呼んだ。私はそこで、中国がWTOに加盟する過程は明らかに加速するだろうという確信を持った。 今回の会議期間中に、アメリカ上院議員16人、下院議員29人、全米農場主協会会長、7州の農場主協会の代表、及び大企業の代表など、各界の人士と会見した。彼らの一致した見解は、米中両国が中国WTO加盟交渉で合意に達した協議は「双方にとって有利」となるものであり、中米間の経済貿易関係を発展させるために重要な役割を果たすだけでなく、両国関係の安定した発展に対しても歴史的役割を果たすことになるというものであった。 会議期間中、石広生氏は前後してEU貿易委員のラミー氏他16人の閣僚と会見した。石広生氏はラミー氏に対し、双方の中国WTO加盟についての交渉をできるだけ早く終えたいという強烈な願望を表明した。すでにいくつかの国との交渉は終わっており、交渉中に技術的な問題が存在するだけで、まもなく合意に達するという国も6カ国ある。中国のジュネーブ代表団は今回の会議を終えた後、引き続き中国のWTO加盟問題をめぐって各委員と話し合いを行う。 台湾がWTOに加盟する場合は、1992年のGATT理事会代表が表明した原則に基づいて行わなければならない。すなわち、まず中国が先にWTOに加盟し、その後中国台北単独の関税区を設けるということである。中国がWTOに加盟した後、中国台北が単独の関税区という身分でWTOに加盟することには、何の異議も持たない。 石広生氏はムーアWTO事務局長と会見した際、再び上述の立場を重ねて言及し、ムーア氏はこの立場を完全に理解し、また賛成すると述べた。 石広生氏はまた、中国の交渉問題に対する主要な立場に再び言及し、次のように述べた。 交渉の中で平衡を実現させ、特に発展途上国の会員が関心を持つ問題に対して留意するべきである。発展途上国の会員は積極的に参与し、少数の会員の中のみで規則を制定し、それを各方面の討論にかけるというやり方を許してはならない。また、発展途上国の会員も立場の協調を念頭に置かなくてはならない。今後の交渉の中で、中国はWTOと直接関連のある貿易の議題以外を討論するつもりはない。貿易と関係がなく、WTO以外の国際組織の職権範囲内に属するような議題、たとえば労働基準の問題に関する討議などは、交渉の日程に組み入れることはできない。 「人民日報」1999年12月5日2面 |