■ 経 済    2000.04.20

 
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「法輪功」問題に関する香港記者と国務院新聞弁公室の応答

  国務院新聞弁公室の責任者はこのほど「法輪功」問題に関して、香港紙「文匯報」の記者のインタビューに応じた。以下は記者の質問とそれに対する同責任者の回答。

  (記者)政府は昨年、邪教組織「法輪功」を法に基づき取り締まり、李洪志らの本質を暴露し、「法輪功」修練者に再教育を行っている。この方面の状況に関して説明をしていただきたい。

  (責任者)「法輪功」問題の処分と解決に対して政府がとっている方針は、大多数の騙された者、真相を知らず邪教にはまり込んだものに対しては、団結、教育、更生で、少数の社会秩序混乱を企む不法犯罪者に対しては法に基づき取り締まっている。

  ここで、3つのデータを紹介しておく。第1に、元々200万人いた「法輪功」修練者は、社会、家庭、所属単位が積極的に教育し、仕事、生活上でも面倒を見て、現在までに98%以上の「法輪功」修練者が「法輪功」の本質を知り、邪教組織「法輪功」からの脱会を果たしている。第2に、邪教組織「法輪功」はすでに1500人以上を死に追いやり、600人以上が「法輪功」の修練が原因で精神障害者となっていることが医者によって認められている。第3に、「法輪功」を旗印に引き続き不法犯罪活動をしている少数の組織者、計画者、幹部に対しては徹底して法に基づき処分している。3月25日までに、全国の各級法院の1、2審では91件が審議され、判決が下されたのは99人、うち84人に実刑判決が下されている。

  全体的に見て、我々の「法輪功」取締りは決定的な成果を上げた。しかし、李洪志らは失敗に懲りず、断続的に混乱を引き起こしている。特に今年に入ってから、邪教組織は国際的反中勢力と結びつき、反中勢力の政治的道具となり、反中活動を繰り広げている。今後の闘争はさらに長期化、先鋭化、複雑化するだろう。

  (記者)よく天安門広場で「法輪功」のメンバーが連行されたり、警察の車が停まっているのを見かけるが、これは「法輪功」のメンバーが天安門広場で頻繁に騒動を起こしているということだろうか。

  (責任者)昨年の7月22日に国家の関係部門が「法輪功」の非合法化を宣言して以来李洪志の要請で、ほとんど毎日「法輪功」メンバーが天安門広場やその付近にやって来て騒動を起こしている。重要な祝日や国事が行われる日、例えば春節や、全人代・政協会議の開催日、来賓の訪中日などには、天安門広場に駆けつけ騒動を起こす「法輪功」メンバーは明らかに多くなる。ある者は横断幕を掲げてスローガンを叫び、爆発事件を企む者までいる。今年4月5日午前には、河北籍の「法輪功」メンバー李氏が体に大量の爆薬を巻きつけて、人々の集まる天安門広場で爆破を試みようとしたが、警察に発見されて惨事を免れることができた。

  皆も承知の通り、今年の春節期間中の旧暦の大晦日(2月4日)から元旦(同5日)にかけて千人以上に上る「法輪功」メンバーが天安門広場に集まり、「天安門旧暦ミレニアム護法」活動を企てた。北京市公安機関の捜査で、この騒ぎは国内外の「法輪功」幹部が共同で計画、実施したものであることが分かった。国内にいる少数の「法輪功」幹部は、李洪志の命令に従って修練者を騙して、「『魔根』は天安門、天安門城楼の上にある」、「旧暦の正月に李洪志が天安門城楼の上に現れる」、「北京に行かなければ悟りの果を得ない」、などと吹聴した。春節は中国人の最も大切な民族的祝日で、この期間に騒動を起こし、人々のお祝い気分を掻き乱すのはもっての他だ。

  (記者)人々はかつて李洪志が何度も「政治参与はしない」と表明していたことを記憶している。先ほど彼が国際的反中勢力と結びつき、反中勢力の政治的道具となっていると発言したが、これについて具体的状況を紹介していただきたい。

  (責任者)李洪志はかつて、政治に参与せず、政府に反対せず、一切の政治勢力の類に身を寄せることはないと表明していたが、これは人を欺く発言だ。最近、李洪志は外国の反中勢力と結びつき、米国の国連第56回人権会議での対中人権非難決議案に合わせる活動を行ってきた。これは彼らの騙しの手口を自ら暴露するものだ。今年3月2日に、カナダの「法輪功」組織と「民主化運動」、「チベット独立」組織が合同で記者会見を開き、根拠なく中国政府を非難、カナダ政府に人権会議で米国の対中人権非難決議の署名に参加するよう要求、中国との貿易に中国の人権状況をリンクさせるよう求めた。李洪志は同16日には、張爾平助手を米国国際宗教自由委員会の「中国宗教自由問題」公聴会に派遣、魏京生、呉弘達らと共謀して中国政府を非難し、米国の対中人権非難決議案にいわゆる「砲弾」を提供した。第56回国連人権会議が3月20日、ジュネーブで開幕し、李洪志はメンバーを組織してジュネーブで記者会見を開き、「中国非難」の署名活動を行い、いわゆる「被害者の訴え」などを行い、米国の対中人権非難決議案の支持にまわった。また、中国指導者の国事訪問には、ダライ・ラマのグループや「民主化運動」と結束して抗議デモを行った。これらの事実は、李洪志と「法輪功」がすでに国際的反中勢力に身を寄せ、その政治的道具になっていることを明らかに示している。

  (記者)「法輪功」は「真善忍」を信奉し、品行方正な人になることを目的としているが、法律を軽視していると言う指摘がある。これについてはどのように考えているのか。

  (責任者)法律軽視は邪教組織「法輪功」の一つの特徴だ。李洪志はマインドコントロールを通じ、少数の熱心な信奉者に歪曲した邪説を吹き込んだ。さらに李洪志と「法輪功」幹部は、「法輪功」メンバーに「法輪大法」遵守を要求し、人間界の法律は無視してよいとし、人間界の法律は「法輪功」メンバーを何ら束縛するものではないなどと主張した。騒動を計画した「法輪功」幹部は法律に逆らうようメンバーを扇動したが、彼ら自身は決して李洪志のいう「法身」保護を信じていたわけでなく、ただ法律の制裁を恐れていたのだ。そのため彼らは決して騒動の前面には出ずに、熱心な信奉者を先頭に立たせスケープゴートとした。昨年8月、一部の「法輪功」修練者が海南省海口市万緑公園に集まった際には、計画者自身はすでに飛行機の上だった。今年の春節に天安門で「ミレニアム護法」活動が発生した際にも、騒動に参加した「法輪功」修練者を裏から監視していただけだった。

  これに加え、国外の「法輪功」メンバーが入国し、中国の法律を軽視して騒動を起こすこともある。オーストラリア人張翠英は、過去4回不法入国し当局に捕まったが、全く改善が見られない。米国籍の華人趙衍紅も2月4日、天安門広場で不法活動を行い、公安警察に連行され、法に基づき拘留され、同10日に国外退去させられている。外国人が中国に来れば必ず中国の法律を遵守しなければならず、法を犯せば必ず処罰される。

  (記者)一部で李洪志は「地球の爆発」、「人類の滅亡」、「病気になっても薬を飲まない」などとは言っておらず、押し付けられたものだと言われているが、これは事実だろうか。

  (責任者)李洪志のこのような誤った発言は、個人的なひそひそ話として語ったものではなく、多くの人々の前で語ったものだ。これらの発言は彼らが販売している書籍、ビデオの中にも見ることが出来る。李洪志の書いた本の中の言葉をいくつかあげてみよう。

  李洪志は「法輪佛法−スイス法会での言葉」の中で、「我々の地球は決して宇宙で唯一生命のある星ではない。そしてこの地球も現在の地球一つだけではない。以前、現在地球のあるこの場所には以前の地球が存在していた。しかし以前の地球は崩壊し、また別の地球は爆発し、何度もこの過程を経てきた。この数はすでにかなり大きなものとなっている」と書いている。「轉法輪」の中では、「ある時私が仔細に調べてみると、人類は81回にわたり滅亡を経験していることがわかった。少しだけの人が生き残し、先史時代の文明も少しだけ残され、人々は次の時代に入り、原始社会の生活をしていた。その後、人類は次第に多くなり、文明は再び現れてきた。このように81回にわたる周期的な変化があった。わたしは未だ最初まで突き止めてはいない」と書いている。

  また「法輪佛法−米国での言葉」の中では、「俗人が病気になって、病院に行かず薬を飲まなければ、俗人の理、世間の道理に符合せず、受けつけられないだろう」「しかし修練者は俗人と同じではない。厳密に言ってしまえばすでに人間ではない」「我々修練者の体に異変があったとしても、それは私がかつて言ったように病気ではない」などと書いている。

  これに類似した言葉を李洪志は何度も発言している。すでに印刷物として存在し、撤回したくても撤回することはできない。このような否認は、未だ覚醒していない修練者にとって覚醒剤となり、彼らが「法輪功」の歪曲した邪説から目覚めるのに役立つだろう。

  「人民日報」2000年4月20日4面

 


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