ヘッドラインニュース    2000.05.22

 
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一つの中国の原則について、回避や曖昧な態度は許されない

  中国共産党中央・台湾弁公室、国務院・台湾弁公室は20日声明を発表し、両岸関係の問題を処理する立場と、一つの中国の原則を堅く守ることを表明、「台湾独立」や分裂に断固として反対するという強い決意を述べた。また一つの中国という基礎を踏まえた上で、対話や話し合いを行なうという一貫した主張を重ねて明らかにした。中国共産党中央・台湾弁公室と国務院・台湾弁公室によるこの声明は、台湾同胞を含む海峡両岸に住む同胞の共通の心からの声である。以下は声明の主な内容。

  台湾当局の指導者は20日初めての施政演説を行ない、人々が注目している一つの中国の原則を回避し、曖昧な態度を採り、「将来」話し合うべき問題であるとした。台湾当局の新指導者が示したいわゆる「善意の和解」は誠意に欠けており、両岸関係の発展は不安定な要素に直面している。

  一つの中国は、海峡両岸の政治的現実であり、中国の歴史的事実である。一つの中国の原則は台湾同胞を含む絶対的多数の中国人民の支持を受けており、国連を含む国際社会の普遍的な承認を受けている。この根本的な問題について、回避することや曖昧な態度を採ることは許されない。一つの中国の原則を承認し、台湾は中国の一部であると認めることは、1949年以降の長期に渡り、海峡両岸の共通認識である。一つの中国の原則を受け入れなければ、両岸は対話や話し合いの基礎を失い、両岸の緊張緩和や関係改善は難しくなるばかりでなく、衝突や危機をもたらす可能性がある。台湾の新たな指導者が主張する「積極的協力、永久的平和」は実現不可能となる。

  社会主義民主を発揚し、社会主義法制度を健全化し、人民が更に多くの、十分な基本的人権を享受することは、我々が追求する目標である。長期に及ぶ努力の結果、祖国大陸は経済建設において世界の注目を集めるような成功を収めたばかりでなく、民主および法整備においても祖国大陸が実際に成し遂げた目覚しい進展に適した効果を得ることができた。台湾には、統一を拒否し、国際的な反中勢力に迎合し、祖国大陸が民主や法整備分野で収めた成功について悪意を持ってけなす者がいるが、このような行為は完全な徒労に終わるであろう。我々と台湾分裂勢力との闘争の実体とは、国家統一か分裂か、一つの中国の原則を堅持するか「台湾独立」を行なうかということであり、単なる制度の争いではない。我々が打ち出している「平和統一、一国二制度」の方針は、両岸の人民の歴史的選択を十分尊重し、各方面の利益を考えた巨大な包容力を持つものであり、台湾問題を解決するための最良の方法である。この方法は既に香港、澳門(マカオ)が祖国に復帰した後、実践をもって証明されている。台湾当局の新指導者は実際的な行動を持って、一つの中国の原則を明確に受け入れ、台湾は中国の一部であると承認するべきである。それにより両岸の直接の「三通(通商、通航、通信)」は速やかに実現され、両岸の緊張緩和と関係改善のための基礎を打ち立てることができる。一つの中国の原則を承認するか否かは、両岸関係を改善するための誠意があるかどうかを試す試金石である。

  重ねて述べるが、我々は一つの中国の原則を基礎として踏まえて、両岸の対話や話し合いを望んでおり、また双方の高官レベルによる相互訪問を実現することを希望している。共に「台湾独立」に反対し、両岸関係を発展させ、平和的統一を推し進めるプロセスにおいて、台湾各党派、各団体、各業界の人々が我々と意見を交換することを歓迎する。台湾当局は現在、「二国論」を持ち出さないことを明確に承諾し、海峡協会と台湾海基会が1992年に合意し、それぞれが口頭で述べた「海峡両岸は一つの中国の原則を堅持する」という共通認識を明確に認めさえずれば、両岸の授権による団体や人員の交流や対話は開始することができる。

  台湾当局の指導者は、台湾同胞を含む絶対的多数の中国人民の望みを無視し、一つの中国の原則を頑なに回避しているが、このような行為に対して人々は警戒心を高めないわけにはいけない。我々は全て尽くして平和統一を実現させるが、同時に「台湾独立」といった祖国分裂のあらゆる陰謀を粉砕する固い決意があり、必要な準備を整えている。一つの中国は国家と領土の統一、主権の完備に関する問題である。この原則的問題では、我々の態度は変化せず、また妥協や譲歩はあり得ない。台湾問題を解決し、国家の完全と統一を実現しなければならない。この問題を無期限に先送りにすることは許されない。

  「人民日報」 2000年5月22日 4面

 


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