豪元首相がNMDの危険性を指摘
オーストラリアのフレイザ―(John Malcolm Fraser)元首相は18日、米国の米本土ミサイル防衛システム(NMD)は世界の安定と安全を脅かし、世界の核軍縮プロセスに影響を与えることになると指摘した。
フレイザ―元首相は同日付「The Australian」紙に文章を寄稿し、「NMDが保護しているのは米国だけであり、自国の安全だけを目的に世界の安定と安全を危険にさらす利己的で短見な政策だ」と指摘。さらに「NMDは現在の核兵器分野における微妙なバランスに影響を与え、核兵器削減の流れを弱め、新たな軍備競争を招く恐れもある。米国がオーストラリアの施設を利用して防衛システムを配備するなら、オーストラリアはこれを断固として拒否するべきだ。システムの配備はオーストラリアの国防にとって利益はなく、かえってオーストラリアを危険にさらすことになる」と強調した。
「人民日報」2000年7月19日6面
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