ヘッドラインニュース    2000.09.07

 
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国連ミレニアム・サミットでの江沢民主席による演説(摘要)

  歴史と現実により、われわれは以下のことを学んだ。

  1.各国は互いに独立および主権を尊重しなければならない。これは世界の平和を維持するために非常に重要なことだ。

  2.紛争や戦争を防止するために共同の安全を守らなければならない。冷戦思想を徹底的に捨て去り、信頼、互恵、平等、協力を柱とする、安全を守るための新たな概念を築くことが大切である。

  3.世界の多極化は時代の流れであり、各国の国民の利益に合致するだけでなく、世界の平和と安全のためにも有利である。大国は世界および地域的平和を守るための重要な責任を負っている。大国は小国を尊重し、強国は弱い国を支援し、豊かな国は貧しい国を援助しなければならない。

  世界平和の維持は、各国がともに発展するための大切な前提条件であり、世界平和の維持には各国の発展が欠かせない。発展途上国の発展と貧困解消は、急いで解決しなければならない世界的な問題である。

  各国国民は自らの社会制度や発展方法を選択する権利があり、この権利は十分に尊重されるべきだ。各国の平等を前提として南北対話を促進し、同時に南南協力も進めなければならない。第三世界の国々は南南協力を強化してこそ、グローバル化がもたらすリスクを軽減することができ、また繁栄することができる。

  発展途上国の経済、科学技術の発展を促進することが重要である。各国は、発展途上国が自発的な発展能力を備え、その能力を向上させるために、支援を行なわなければならない。発展途上国の資源、市場を利用し、利益を得るだけではいけない。

  発展途上国の発展のための外部的環境を整えなければならない。各国は様々な貿易保護主義を取り止め、互いに市場を開放する必要がある。発展途上国の債務を減免し、途上国に対する無条件の政府援助を増やすべきである。

  国の大小、貧富、強弱を問わず、世界の国々はいずれも国際社会の平等なメンバーであり、国際問題の処理に参加する権利がある。

  世界は豊富かつ多彩である。各国、各民族はいずれも人類文明の発展のために大きく貢献してきた。そのためそれぞれの民族、宗教、文明の多様性は十分尊重されるべきである。

  人権分野での対話や協力に当っては、国家の主権が尊重されるべきである。これは人権を保護し、推進するための根本的かつ効果的な方法である。

  国連は世界で最も代表的な、権威性のある、主権国家による国際組織であり、世界平和、発展、合理的な国際政治および経済の新秩序構築などの面で、代替不可能な独特な役割を有している。新たな世紀を控え、国連の責務はますます大きなものとなるであろう。国連の積極的な役割は大きくなることはあっても、小さくなることはない。国連の権威が損なわれてはならない。

  中国の発展は、世界の平和と発展にとってプラスとなる。中国人民は平和を愛しており、世界の平和と安定を守るために努力している。中国が覇権主義を唱えることはない。これは各国に対する中国人民の約束である。

  中国は一貫して独立自主の平和外交政策を守り、平和共存五原則を基礎として各国との友好協力関係を築き上げてきた。中国は国連安保理の常任理事国として、国連憲章の主旨と原則を守り、世界平和および国際的安全の維持や地球規模での問題解決における、国連による重要な役割を支持する。また中国は自らの義務と職責を履行する。

  「人民日報」 2000年9月7日1面

 


国連ミレニアムサミット開幕
江沢民主席、プーチン大統領と会見
中国オリンピック委員会、一部代表の五輪出場取り止めについて言明
北京に海峡両岸関係研究センターを設立

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