グループ討論会での江沢民主席の発言−国連の役割について
「国連憲章」は平和と安定、平等と協力、発展と繁栄の世界を築くという人類の共通の願いを反映している。
21世紀に向け、我々が直面している共通の任務は、如何に時代の流れに合わせ、時代の要求を満たし、国連の役割をさらに強化していくかということだ。そこで以下の4点を強調したい。
1.我々は「国連憲章」の主旨と原則の発揚に共に努力しなければならない。「国連憲章」は国と国との関係を規定し、我々に守るべき道筋を示しており、各国はこれを厳格に守る必要がある。
2.我々は安全保障理事会の権威保護に共に努力しなければならない。安保理は集団安全保障システムの核心である。安保理を無視した一方的な行動は非常に危険で、全加盟国の意思に反する行為である。
3.我々は国連の発展における役割強化に共に努力しなければならない。国連はこの方面で長年にわたり努力してきたが、発展の問題は未だに重要な問題として位置付けられていない。もし発展途上国の発展の問題が長期にわたり解決されないままであれば、世界の繁栄と発展を語ることはできない。国連に加盟する189ヵ国こそが多くの発展途上国の発展問題を協議、解決する資格を持ち、この問題は優先努力課題にする必要がある。
4.我々は国連決議の民主化に共に努力しなければならない。国連は我々すべての国連であり、加盟国はその大小、強弱、貧富に関わらず、すべてが平等であるべきだ。国連改革は多くの国の共通の意思を反映すべきで、とりわけ多くの発展途上国の合理的要求と根本的利益を考慮する必要がある。
「人民日報」2000年9月8日1面
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