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  更新時間:2001年04月04日18:15(北京時間)

  • 米偵察機による中国軍機衝突についての詳細


  • 米軍偵察機による中国軍機衝突の経過(写真)


  • 米偵察機の破損状況の分析結果(写真)




  • 米偵察機による中国軍機衝突、中国政府の態度

      外交部の朱邦造スポークスマンは、米偵察機による中国軍機衝突および中国の主権と領空を侵犯した行為について、中国外交部は1日米政府に対し厳正な抗議を行うとともに、米政府に対し事件の責任はすべて米側にあると指摘し、上記の行動について、中国政府および人民に釈明し、類似事件の再発防止のための効果的な措置を確実に取るよう求めたことを明らかにした。外交部は2日、米政府に対してさらに厳正な抗議を行った。

      朱スポークスマンは先ごろの米政府による発言について、以下の5点を強調した。

      1.米機による軍事偵察行為は「通過自由」の原則に違反している。米軍用偵察機が中国の軍用機に衝突したこの事件は、中国沿海およびその専属経済区の上空域で発生した。「国連海洋法条約」および一般的な国際法によると、あらゆる国にはある国の専属経済区の上空を飛行し通過する自由があると記されている。しかし同条約および国際法には同時に、この自由の行使に当たって沿海国の権利を考慮しなければならないとも規定されている。米偵察機は中国沿海の上空で中国を偵察するために飛行しており、すでに「通過」の範疇を超え、通過自由の原則にも違反し、中国の安全と利益を著しく脅かしていた。中国軍機は国家の安全を守るために、米偵察機を監視したが、これは正当な行為である。米偵察機が飛行規則に違反し、中国軍機を墜落させたことの責任はすべて米側にある。

      2.米軍用偵察機は事前の許可を得ずに中国領空に進入し、中国国内の飛行場に着陸したが、これは違法な行為であり、中国の主権と領空の侵犯に当たる。国際法および中国法によると、中国は領空の主権を有する。「中華人民共和国領海および周辺地域法」第12条では、外国の航空機は当該国政府および中華人民共和国政府が取り決めた規定、合意事項に基づき、または中華人民共和国政府あるいは授権機関による許可または認可を得て、中国領海上空に進入することができると記されている。1944年の「国際民間航空規約」第3条では、ある国の軍用航空機は許可を得ずに、他国の領土上空を飛行したり、着陸したりすることはできないと明確に規定されている。米偵察機は中国軍機に衝突してから中国領空上空へ侵入するまで、また中国国内の飛行場に着陸するまでの間、中国側に進入あるいは着陸の申請を行っておらず、また通知もしていない。(さらに事実からも明らかであるように、衝突事件発生後、米偵察機には時間的、技術的余裕があったにもかかわらず、申請や通知を行っていない。)米偵察機が中国領空に侵入し、中国国内の飛行場に着陸したことは、国際公約の関連規定ならびに中国法に違反し、中国の領空と主権を著しく侵犯する行為である。

      3.米機が中国軍機に衝突したという事実ははっきりとしている。衝突後、米機は機首部分のレーダーアンテナカバーが脱落し、左翼第2エンジンのプロペラが変形した。これは、米機が大きく角度を変え、中国機に向かって旋回、接近し、中国機に衝突したという事実を証明するものだ。この基本的事実は否定できない。米側は事実を直視し、責任を果たし、中国に謝罪すべきであり、罪を逃れるための口実を探すべきではない。

      4.国際法または中国法にかかわらず、中国は被害国であり、事件が発生した国であり、事故を起こした航空機が着陸した国でもあり、事件および関係する航空機を調査する権利がある。この事件は突然起こり、複雑なものであるため、中国側は調査のために十分な時間がかかるのは当然なことである。このような状況にもかかわらず、中国外交部は事件発生当日午後9時30分、米駐中国大使と緊急会見し、交渉を求めた。

      また、米側の航空機は一般の民間機ではなく、軍の偵察機だ。事前の許可を受けずに国境に入ることは、国際法および中国法に違反しており、中国の主権と領空の侵犯に当たる。米機は法を犯して中国に進入したものであり、合法的に中国に入国し、法による保護を受けるべき飛行機とは全く性質が異なっており、免責問題は存在しない。中国政府は調査結果を踏まえて、米側にさらなる抗議を行う権利を留保している。

      5.米国にとって重要なことは、中国に対して様々な要求をすることなく、この事件を反省することであり、中国側に謝罪し、中国の要求に速やかに応えるべきだ。中国政府と人民には、米軍が中国沿岸近くで頻繁に偵察飛行を実施する理由、および米軍機が中国機に向けて方向を転換した理由、さらには米軍機が中国の領空を侵犯し、許可なく着陸した理由について知る権利がある。また米側はこれらの問題について中国人民に釈明する責任を負う。

      朱スポークスマンは、中国政府は現在この事件の調査を進めていると発表。調査はまだ終わってはいないが、人道主義的立場および中米の関連規定を考慮して、米駐中国大使館職員が近く、米機乗組員と面会することを許可したことを明らかにし、「これは、この事件を適切に処理するための、中国政府の誠意と人道主義精神を示すものだ」と述べた。中国側は事件の調査結果に基づいて、米機乗組員および米偵察機を法に基づいて処理する予定。

      朱スポークスマンは最後に米側に対し、中国側の厳正な抗議と正当な要求を真剣に受け止めるよう再度要求、また中国側の調査に協力するとともに、米偵察機による中国軍機衝突、中国の主権と領空を侵犯した行為について、中国政府および人民に釈明し、中国側に謝罪し、すべての責任を引き受けるよう求めた。

      「人民網日本語版」2001年4月4日

      

      

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