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評論:「ブッシュ大統領、米国民の声に耳を傾けてください」
人民日報のウェブサイト「人民網」に、「ブッシュ大統領、米国民の声に耳を傾けてください」というタイトルの王義堂氏の評論が掲載された。評論の内容は以下の通り。
米「ニューズウィーク」はこのほど、米中軍機衝突事件に関して行った世論調査の結果を掲載した。それによると、米国民の大多数が、米政府がさらなる報復行動をとり米中関係を悪化させることを望んでいないという結果が出ている。調査では、中国の世界貿易機関(WTO)加盟に54%が賛成と答え、31%が反対と答えている。「米国は中国の2008年夏季五輪招致を支持すべき」には50%が賛成、35%が反対と答えている。また台湾への武器売却については反対が50%、賛成は35%であった。他の世論調査でも、米国民の約80%が衝突事件の責任は米国側にあると答えている。
ブッシュ大統領、あなたは(こうした調査結果を)耳にしていますか?これが民意であり、米国民の願望であり意思なのです。あなたやホワイトハウスの要人は、中米軍機衝突事件の処理において、横暴で道理をわきまえず、道理の通らない強弁をし、態度を頻繁に豹変し、米国民に恥をかかせ、米国民を失望させている。米国民はあなたがそのようにすることに賛成はしないでしょう。
ブッシュ大統領、あなたは覚えていますか?あなたは半年前の大統領就任演説で、「侵略や信用を守らない行為に徹底的に対抗する」「人々が勇気をもって責任を負うことを督励する、これは人の良心への呼びかけだ」「わが国が、傷ついた旅人を傍観したりはしないという目的に達することを、私は誓う」と米国民に、そして世界の人々に誓ったはずです。いま、米国民に対し次のことを説明してください。偵察機を中国近海に派遣して偵察活動を行うことが、平和であるのか侵略であるのか。衝突事件の処理にあたり、米国政府が度々態度を豹変させたのは、「信用を守らない行為」なのではないか。こうした行為には徹底的に抵抗するのではなかったのか。責任は明らかに米国側にあるのに道理に反した強弁をし、責任を転嫁するのは「良心に呼びか
けること」なのか、それとも、もともと良心などは持ち合わせていないのか。中国の王偉操縦士はあなたの国の軍用偵察機に衝突させられ大海に墜落し殉職した。あなたの冷淡で無関心な態度こそが、あなたが誓った到達すべき目的なのか。あなたの就任演説は、あなた自身を欺くものなのか、それとも米国民を欺くものなのか。
ブッシュ大統領、あなたが就任演説で述べた言葉で、この文章を終わらせましょう。
「我々は今、選択しなければならない。我々の選択が正しければ、先人は必ず我々を激励してくれる。我々の選択が間違ったら、先人は我々を非難してくれる」。
すべての責任を正直に認め、中国に対するあらゆる偵察活動を中止し、類似事件の再発を避けることが、あなたとあなたの政権にとって、ただ一つの正しい選択なのです。もしそうしなければ、あなたを非難するものは、先人だけでなく、米国民も、そして後代の人々もあなたを非難するでしょう。中国人民と、正義を主張し平和を愛する世界中の人々もみな、あなたを非難するでしょう。
「人民網日本語版」2001年4月19日
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