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インターネットの秩序を乱すハッカー
6日の人民網には、「インターネットの秩序を乱すハッカー」と題する文章が掲載された。その主な内容は次のとおり。
ここ数日、中米のハッカー対決がインターネット上で繰り広げられているという内容のニュースが人々の注目を集めている。中国側ハッカーの祖国に対するあふれるばかりの熱意や、米国の覇権行為について考慮せず、ウェブサイトへの攻撃という行為そのものについて言えば、中国のハッカーであってもアメリカのハッカーであっても、ウェブサイトを思うが侭に攻撃し、破壊するようなやり方は許すことのできない行為であり、インターネットへの攻撃という方法でネット上の安全を破壊するサイバーテロであると言え、明らかにやりすぎである。
ハイテクを後ろ盾にサイトを攻撃することは、ネットセキュリティーに対する破壊行為である。中国のハッカーは、正義感をもち、愛国心あふれる人々だと思われるが、ハッカーやその支持者による破壊行為は、単に情緒的うっぷんを晴らすための行動である。
今回の中米双方のハッカーによる対決は、両者にとってマイナスとなる恐れがあることに注意しなければならない。
ネットへの攻撃能力および防衛能力という点から見て、中国のハッカーの技術は米国のハッカーよりも優れているとは言えない。しかしその一方で、中国ではウェブサイトのセキュリティー技術のレベルが未熟であるため、中国のサイトが両国のハッカー対決の犠牲者となっている例が多く見られ、この傾向は今後も続く恐れがある。中米では現在多くのサイトが麻痺状態にあり、利用者が迷惑を被るなど、ユーザーがネット秩序の破壊行動の被害者となっている。
そのほか、米および中国のネットセキュリティーに関する法律では、政府や合法的機関のサイトを故意に破壊するような行為はいずれも違法であると規定されている。中国のハッカーのやり方は感情的には、愛国心の強い同胞の指示を受けているかもしれないが、しかしハッカーによるサイト攻撃は明らかに不合理なものであり、違法行為でもある。祖国を思い、国力を増強させるための技術を有しているハッカーは、冷静さを取り戻し、ネット上の安全性を破壊するようなこのような行為を即刻停止するべきである。そのようにしてこそ、祖国への熱情を、中国が強い国となるために役立てることができ、世界平和を維持するための正義の力へと転化することができるのだ。
「人民網日本語版」2001年5月7日
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