上海協力機構、正式に設立
中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国首脳は15日午前10時40分、それぞれ上海で「上海協力機構設立宣言」と「テロ活動、分裂主義、宗教過激派の取り締まりに関する上海条約」に調印した。これによりユーラシア大陸に新たな地域協力組織が誕生したことになる。中国の地名が入った国際協力組織が設立されるのは初めて。宣言の要旨は次のとおり。
上海五カ国の設立と発展は、冷戦終結後、平和と発展を願う人々の歴史的潮流に適合したもので、異なる文化背景や異なる伝統文化を持つ国が、相互信頼を通じて互いに協力し、団結していくという大きな潜在力を示している。
上海協力機構の設立趣旨は(1)参加国の相互信頼と善隣友好を強化する(2)各参加国の政治、経済、科学技術などの分野での効果的な協力を奨励する(3)地域の平和と安全、安定の維持に共同で努力する(4)民主的で公正、合理的な国際政治経済新秩序を築く――の3点。
上海協力機構は毎年1回、参加国の元首による公式会談を開き、定期的に政府首脳会談を開く。各参加国が持ち回りで議長国を務める。
「相互信頼、互恵、平等、対話、多様な文明の尊重、共同発展の追求」を基本内容とする「上海精神」が、各参加国の相互関係の準則になるべきと指摘。各参加国は国連憲章の趣旨と原則を厳格に守り、独立や主権の尊重、相互内政不干渉、武力の相互不使用、武力の威嚇使用を禁止し、平等互恵、相互協議を通じて問題を解決していく。また周辺地域で1カ国による軍事的優勢は認めないことを決めた。
上海協力機構は特定の国や地域を対象とせず、非同盟、対外開放の原則を順守し、その他の国や国際組織、地域組織とさまざまな対話や交流を行い、全会一致を原則に新たな参加国を迎えていく。
「人民網日本語版」2001年6月15日
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