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宇宙船「神舟号」について4つの質問
新華社通信の記者は先ごろ、宇宙船「神舟号」の研究者を取材した。内容は次のとおり。
問い:スペースシャトルや宇宙ステーションの開発に直接着手せず、宇宙船の開発に取り掛かったのはなぜですか。
答え:中国が有人宇宙プロジェクトがスタートさせた時、世界ではすでに宇宙船、スペースシャトル、宇宙ステーションが開発されていました。専門家によると、宇宙船は費用、リスク、技術レベル、研究期間の面から見て、スペースシャトルや宇宙ステーションと比べて開発が容易。このため中国では国情に適した宇宙船の研究が始められました。1992年にスタートした有人宇宙船プロジェクトは、名称を神舟号有人宇宙船プロジェクトとし、研究が進められています。
問い:神舟号はなぜ冬に打ち上げられるのですか。
答え:打ち上げられた宇宙船は、地上観測基地と海洋宇宙観測船の追跡ネットワークによって制御・回収が行われます。海洋宇宙観測船「遠望号」4隻は、太平洋、インド洋、大西洋の指定海域を航海しており、そのうち3隻は南半球で調査を行っています。南半球では冬になると海が荒れるため、夏の方が観測に適しているといえます。南半球と北半球では季節が逆のため、神舟号は冬に打ち上げられるのです。
問い:宇宙船はなぜ内蒙古中央部に着陸するのですか。
答え:宇宙船の軌道の特徴から、着陸地の条件として(1)宇宙船が上空を何度も通過する(2)土地が広大(3)地形が緩やかで地表が硬い(4)天候が良い――の4点が挙げられます。中国ではこれらの条件を考慮して、内蒙古自治区中央部を着陸地として選びました。
問い:神舟号では、なぜ動物による飛行実験を行わないのですか。
答え:旧ソ連や米国では有人飛行の前に、動物による飛行実験が何度も行われ、人類が宇宙で生存できるかどうかのテストを繰り返しました。中国では、このようなテストの必要はないと判断されました。動物の生理的な指標は人間と大きく異なっています。新しい環境に対する適応性が違うため、動物実験では船内の環境が人体に与える影響を完全に証明することは難しいのです。このため神舟号では、ダミー人形を使った実験が行われています。
「人民網日本語版」2002年12月30日
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