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ILO局長が北京で死亡 SARS感染で
国際労働機関(ILO)・技能開発局のベッカ・アロ局長(53歳・フィンランド人)が6日午前1時25分、重症急性呼吸器症候群(SARS)のため北京で死亡した。アロ局長は公務のため、タイのバンコクに続いて北京を訪問中だった。
北京市衛生局の郭積勇副局長は同日午後4時、記者会見を開き、アロ局長の病状・死亡状況について詳しく説明した。
アロ局長は3月18〜23日の間タイに滞在しており、23日空路で北京入り。28日になって熱、咳などの症状を訴え、診察・治療を受けた。今月2日、国際救援センターはSARSの疑いがあるとして、アロ局長を北京・地壇病院に移送。複数の専門家が診察を行った結果、(1)発熱、咳などの症状がある(2)左肺下部の呼吸音が弱い(3)肺部X線写真にはっきりした異常が見られる(4)入国前にSARSの疑いがある患者との接触があった(5)入国後、SARS感染者、またはSARSの疑いがある患者との接触がない――などの状況から、北京以外の場所でSARSに感染した疑いが強いとされた。
アロ局長の病状は、3日になって悪化し、重症のSARSと確認された。5日、病状はさらに悪化、そのまま死亡した。
衛生部関係者は、北京では現在、外国人のSARS感染例が2例見つかっており、もう1人はカナダ人だと伝えた。
「人民網日本語版」2003年4月7日
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