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医師国家試験に視覚障害者が初めて合格
厚生労働省は24日、今年3月に実施した医師国家試験の合格者を発表した。視覚障害のある男性が初めて合格。最高齢の合格者は66歳の男性で、調査を始めた86年以降で最年長となった。受験者数は8551人で、7721人が合格した。合格率は90.3%で3年連続で90%を超えた。
心身の障害を理由に資格や免許の取得を制限する法律が政府全体で見直され、医師国家試験は01年7月の法改正で目や耳などが不自由な人の受験が可能になった。厚労省の検討会が昨年11月、問題の読み上げや試験時間の1.5倍までの延長を認める特例受験の方針を決め、3月の試験で初めて3人の視覚障害者が受験した。今後、厚労省は専門家らによる委員会を設置し、合格した男性からどの分野を目指すのかなどを聞き、医師としての業務が可能か判断し、免許を与えるかどうか決める。米国には全盲の精神科医がいるという。
男性は大学5年のときに病気で、重度の視覚障害と足、手指に障害が残った。厚労省によると、男性は「年齢など個人が特定される情報を公表してほしくない」と話しているという。
最高齢の合格者となった66歳の男性は昨年3月に熊本大学医学部を卒業した。これまでの最高齢は62歳の女性だった。
「asahi.com」2003年4月25日
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