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中国大陸部、SARSによる損失額は約179億ドル
北京で10日、エイズや重症急性呼吸器症候群(SARS)について話し合う「清華大学エイズ・SARS国際シンポジウム」が開かれ、国内・海外の医学専門家、政府関係者、学識経験者、社会活動家など約300人出席した。
国情研究者の胡鞍鋼氏はシンポジウムで、アジア開発銀行(ADB)の統計を紹介。同統計によると、SARSによる世界全体の経済損失額は、590億ドルに達した。うち中国大陸部の受けた損失は179億ドルで、中国のGDPの1.3%。香港の損失は120億ドルで、香港のGDPの7.6%に達した。
これについて胡氏は「中国の農業人口の収入がSARSで大きな影響を受けた」と分析。2003年第1四半期(1〜3月)の農業人口の純収入は前期比7.9%増だったが、第2四半期(4〜6月)は同3.3%減少した。金額にすると600億元、1人あたり76元の損失となる。
また、SARSが中国の経済成長に与えた影響は0.6〜0.7%程度と分析。胡氏は「SARSは経済的な危機ではなかったが、中国の経済発展へ与えた影響は大きい」としたうえで、公衆衛生や全体的バランスの取れた社会発展の状況が経済発展を左右することを指摘した。(編集UM)
「人民網日本語版」2003年11月11日
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