ホームページ ブックマーク サイトマップ 中国語版 英語版 過去
検索説明
関連ニュース
  更新時間:2003年11月16日20:46(北京時間)



【上海】児童の血清にSARSウイルス成長阻止を確認



  上海市SARS(新型肺炎・重症急性呼吸器症候群)流行病学研究グループの座長で、復旦大学公共衛生学院の姜慶院長はこのほど、同グループの100種余りある血清バンクから抽出したSARS流行前の江蘇・浙江・上海地区の児童約20種の血清サンプルを検査した結果、これら児童の体内にSARSウイルスに反応する特異的な抗体は見られなかったと発表した。

  SARSが猛威をふるった際、児童の間では患者は少なく、また発病しても症状は軽く、死亡者も出なかった。そのため、児童が接種する様々なワクチンが免疫性を与えたのではないか、児童に陰性感染があるのではないか、典型的なSARSの症状や身体的特徴が見られなかったかに、内外の学者は高い関心を寄せていた。研究グループは20種余りの児童の血清のサンプルをSARSウイルスの実験に使用、約30%の血清にSARSウイルスの生長を阻止する物質が含まれているのを確認した。一体どんな物質がSARSの生長を阻止する効果を上げるかに関しては、児童に計画的に免疫接種するワクチンが交錯作用を起こしたとする考え方はすでに排除されている。また研究グループは、その他の呼吸器系ウイルスの感染で形成された抗体によるもの、とする考えも排除する方向にある。研究結果から見れば、SARSウイルスは人類の疾病を引き起こす新種のウイルスだが、これまで児童の体内では発見されていない。仮に児童の血清中からSARSウイルスに抵抗力をもつ物質が特定できれば、SARSワクチンの製造に大きな意義がある。

  研究グループはさらに、SARS患者と緊密に接触した人の約100種の血清についても検査した。その結果、5%のサンプルがSARSウイルスに感染し、血液中にウイルス抗体が形成されていたことが判明。これは接触者も隔離する必要のあることを示すデータだが、陰性感染を汚染源とするにはさらなる研究・判定が待たれる。

  「チャイナネット」2003/11/11

  

       ML中日網橋     自由発表



広告 サービス リンク集 ブックマーク 著作権

このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。 掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
info@peopledaily.co.jp
Tel:日本(03)3449-8256  北京 (010) 6536-8366