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SARSワクチンの動物実験に成功 武漢大学
武漢大学でこのほど、1カ月余りにわたる重症急性呼吸器症候群(SARS)ワクチンの動物実験が終了し、同ワクチンの安全性と効果が確認された。
中国医学基金会の新薬発展基金管理委員会は今年4月に1億5千万元を調達し、北京華特森基因(遺伝子)科技公司・武漢大学医学院など6組織によるSARSワクチン共同開発プロジェクトを開始。動物実験には、中国最先端・最大規模のバイオセーフティ・レベル3(BSL-3)施設を持つ武漢大学動物実験センターが選ばれた。
動物実験は10月13日に開始され、3グループに分けた健康なガンジスザル18匹にそれぞれ低濃度・中濃度・高濃度のSARSワクチンを接種、2週間後にSARSウイルスを注射した。実験の結果、0.5マイクログラムの低濃度ワクチンである程度のウイルス抑制効果が見られ、5マイクログラムと50マイクログラムの中・高濃度ワクチンではウイルスを完全に抑制することに成功した。実験ではまた、同ワクチンの安全性も確認。低濃度ワクチンの1万倍の濃縮ワクチンを注射した場合でも、病理学検査の結果、サルの臓器に異常は見られなかった。
実験責任者である武漢大学医学院の孫理華副院長は、X線検査と血液分析の結果からも同ワクチンの安全性・効果が確認されたと話す。12月初めに予定される人体臨床試験に向け、武漢の生物製品研究所ではすでにSARSワクチン2万4千本の準備が整っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2003年11月25日
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