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第89回国際エスペラント総会、7月に北京で開催へ
中国外文(外国語)出版発行事業局の常務副局長・第89回国際エスペラント総会準備委員会の秘書長郭暁勇氏は今日、第89回国際エスペラント総会が7月24日から31日まで北京で開かれると発表した。北京での総会開催は1986年の第71回以来2度目となる。
世界各国のエスペラント愛好家が一堂に会する総会は1908年の第4回以降、歴代の主催国政府の支援を得てきた。中国政府も一貫してエスペラントの国内での普及に関心を寄せ支援しており、今回の総会では全国人民代表大会(全人代)の呉邦国委員長が最高名誉会長、許嘉ろ・同副委員長が準備委員会名誉主任、国務院新聞弁公室の趙啓正主任が同委員会主任を務める。
国際エスペラント協会の総会は同協会主催の下で、各主催国のエスペラント協会が運営する。北京での第89回総会では中国外文(外国語)出版発行事業局が主管する中華全国エスペラント協会が運営に当たる。
中華全国エスペラント協会は1951年の創設で、国際エスペラント協会に加盟したのは1980年。北京で1986年に開催した第71回総会には60数カ国・地域から2482名が参加し、当時の中国にとって最大規模の国際会議となった。
1週間にわたる今回の総会では、祝賀式典や作業会議、文化・教育・文芸イベント、観光など100件を超す行事が予定されており、世界各国、中華民族の文化の魅力を紹介する絶好の舞台となる。
エスペラントはポーランド人の眼科医、ザメンホフが1887年にインド・ヨーロッパ語系の単語をもとに、国際交流の言語上の障害を取り除き、各国の人々との理解と友好を増進したいと創案した共通性の高い国際語。
エスペラントは20世紀初頭、日本やヨーロッパへの中国人留学生によってわが国にもたらされた。その後、賛同・支援した蔡元培や魯迅、胡愈之、巴金、陳独秀などの提唱で次第に全国へと広まり、エスペラントは文化・民族解放運動に大きく貢献した。
政府は一貫してエスペラント事業を重視してきた。早期に発行された対外刊行物は5冊あるが、1950年創刊のエスペラント雑誌『中国報道』もその1冊。1951年には、胡愈之を会長に中華全国エスペラント協会が創設され、周恩来総理や陳毅副総理、郭沫若などが支援した。1963年の「第1回全国エスペラント事業座談会」には陳毅副総理が出席。1982年12月には楚図南や胡愈之、巴金、謝冰心、葉聖陶、夏衍などが「中国エスペラント友の会」を発足させ、著名人や全人代の代表、全国政治協商会議の委員など約130名が加入するなど、エスペラント事業は大きな関心と支持を集めた。
現在、中国外文出版発行事業局や中国網(チャイナネット)、中国報道雑誌社、中国国際広播電台(放送局)が、各国の人々の中国に対する理解を増進し、各国との友好を促進するためエスペラントで世界に向け中国を紹介する情報を発信している。
「チャイナネット」2004年1月12日
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