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  更新時間 :2006年12月25日17:46 (北京時間) 文字

若者はなぜクリスマスに夢中になるのか


  12月25日のクリスマスは西洋の伝統的な祝日だが、最近は中国でもにぎやかに祝うようになってきている。今年はクリスマスのだいぶ前から、その気配が様々な方面から押し寄せて来た。子供たちは、クリスマスはいつ来るの?と尋ね、若者たちは、今年のクリスマスはどこで騒ぐか約束し合っている。

  クリスマスには夢中になるのに、自分たちの伝統的な祝日である春節、端午節、中秋節、重陽節などに対しては冷めた態度で接する人もいる。有名大学の哲学と教育学の博士10人はこのほどネット上で「文化の集合的無意識から脱却し、中国文化の主体性を打ち立てよう」と呼びかけ、クリスマスを慎むよう訴える共同署名文章を発表。「国民を呼び覚まし、西洋文化の拡大を食い止め」ようと試みた。

  クリスマスを排斥すべきか、受け入れるべきか?という内容はネット上でしばしば議論されている。博士たちは、「大部分の国民は西洋のキリスト文化を何も知らない状況で、知らず知らずにうちにお祭り騒ぎに加わっている。これは『国民が文化において集合的無意識に陥っている』現れであり、その根本的原因は『中国文化の主位性が失われ主体性が零落している』ため」と考える。これに対しネット上では「なぜ中国と西洋の文化を対立させるのか?中国と西洋文化はなぜ融合できないのか?」という意見や、「クリスマスはただ気楽に過ごそうとしているだけだ」などの意見が多数寄せられた。

  クリスマスがなぜ人々をひきつけるのか、まず考えてみたい。西洋を崇拝し外国に媚びるという心理作用が働いているといえば、これもまた排除できないが、それが主流ではないと言わなければならないだろう。実際多くの人は、この祭日が新鮮だから惹きつけられているのだ。子供にとっては、クリスマスは思いがけないプレゼントをもらえる日だ。若者は、クリスマスイブには気軽ににぎやかに過ごすことができる。これらの最も簡単な特徴が多くの人々の心をつかんでいることは認めざるを得ない。

  一種の文化交流の結果として、中国人がクリスマスを受け入れることは理解できるし、クリスマスを過ごすかどうかも個人の自由だ。また、クリスマスをにぎやかに過ごす子供や若者のほとんどは、文化的側面の要因まで考えてはいない。しかし、これらの舶来文化が若者世代に対して影響を及ぼしていることは認めざるを得ない。

  我々は当然若者や子供たちを責めるべきではなく、どのようにすれば中国人を自国の伝統的な祝日を愛し、伝統文化に親しませることができるかを、深く考えなければならない。「端午節は一部の地方で竜船(ドラゴンボート)に乗り、みんなでちまきを食べるだけ。中秋節は月餅を食べるだけ。春節は新年の雰囲気がなくなっている」などの声が多く聞かれる。確かに中国のこれらの伝統的な祝日は歳月の移り変わりを経て、農業社会における「伝統的意義」がほとんどなくなり、現代社会に適応する「時代感」もいまだに確立されていない。我々が差し迫って直面すべきは、我々の伝統的な祝日文化をいかに継承し革新していくかである。

  2005年初めに、春節、清明節、端午節、中秋節を含む中国の伝統的な祝日が国家無形文化財リストに登録された。このほか今年から6月10日が「文化遺産の日」と定められた。どの様にしたら伝統的な祝日文化の魅力を再び高めることができるのか?伝統的な祝日は現代人の特徴と要求にどの様に適応できるのか?どの様な文化的特色を備えていれば様々な世代をひきつけられるのか?これらは我々文化関係者が答えを出さなければいけない問題に違いない。祝日文化への関心を重視し、伝統的な祝日を楽しく和やかに過ごせるようにすることは、政府関係部門がより一層考えなければいけない点だ。(編集IA)

  「人民網日本語版」2006年12月25日



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