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貿易黒字は中国に、利益は米国に(1) 昨年、中国・米国間の貿易額は2626億8千万ドルに達し、中国の貿易黒字は1442億6千万ドルだった。両国間の貿易不均衡について、商務部の薄煕来部長は「貿易黒字は中国にあり、利益は米国にある」と表現する。イメージを的確につかんだ正確な表現といえる。(文:新華社世界問題研究センターの李長久研究員)
中国が巨額の貿易黒字を有しながら、利益の大部分が米国にあるとはどういうことか。これは中米貿易の以下のような特徴に基づくものだ。 (1)競争性よりも相互補完性が高い:中米間の経済貿易関係では競争性よりも相互補完性の方が高く、米国はより大きな利益を受けている。中国税関がまとめた統計によると、1996年〜2003年の中国の対米貿易黒字は累計2291億千万ドルに上った。米モルガン・スタンレー社が発表したデータでは、この8年間に低価格の良品である中国製品により、米国の消費者は約6千億ドを節約でき、米国メーカーはコスト引き下げを実現し、インフレが抑制されたという。 (2)中国の対米貿易の中心は加工貿易:中国の対外貿易では加工貿易が50%以上を占めている。昨年の対米輸出製品の総額2035億ドルのうち、加工貿易製品が63.3%を占めた。米紙「ワシントン・ポスト」が8月26日に掲載した元米国務次官補代理(アジア太平洋政策担当)・シャーク氏の論考によると、中国輸出商品の3分の2近くが外 資系企業、特に日本企業と米国企業により生産された海外ブランドの製品だ。20ドル のバービー人形を販売しても、中国には約35セントしか入らない。米マサチューセッ ツ工科大学(MIT)の黄亜生教授は「中国はグローバル化から従業員の所得面で利益を受けたが、グローバル化がもたらした利益をため込んではない」と指摘する。(編集KS) 「人民網日本語版」2007年9月5日
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