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  更新時間 :2008年05月23日16:10 (北京時間) 文字

夕張「負の遺産」撤去へ 大観覧車、リサイクルに回る


  北海道夕張市の財政破綻(はたん)の象徴的存在だった「石炭の歴史村」遊園地の大観覧車などが、近く解体・撤去されることになった。市の第三セクターが営業していた遊園地は、市の財政破綻で06年10月に閉鎖、その後は破産管財人の大川哲也弁護士が処分を検討してきたが、21日、札幌市のリサイクル会社「鈴木商会」(駒谷嘉一社長、資本金2億3千万円)に売却が決まった。

  解体されるのは大観覧車のほか、ジェットコースター、メリーゴーラウンドの大型遊具など12施設。大川弁護士は当初、他の遊園地での活用を考えたが、ジェットコースター事故が相次いだこともあり、国内では中古遊具としての売却も困難になった。放置すれば老朽化が進み、安全管理費用も巨額になるため、解体・売却を提案したという。

  大手リサイクル業者や解体・スクラップ業者ら国内6社が解体・撤去費用も含めて買値を提示、最高額を入れた鈴木商会と契約したという。契約額は明らかにされていない。解体・撤去工事は早ければ6月にも始まるが、スクラップにせずに中古遊具として中国などに輸出する引き合いもあるという。

  夕張市の羽柴和寛副市長は「景観上のマイナスイメージも大きく、このまま放置されると危険にもなる。撤去が決まり、市としては大変ありがたく、関係者に感謝する」とし、跡地は「(観光会社が管理・運営を受託している)周辺の観光施設との関連も考え、地域振興や市民活動のために有効に活用していくことを検討する」と話した。

  「asahi.com」 2008年05月23日

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