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  更新時間 :2008年07月21日08:53 (北京時間) 文字

改ざん記録消去、元参事の逮捕後 大分教員採用汚職


  大分県の教員採用汚職事件に絡み、元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)が受験者の成績改ざんに使った職場のパソコンのデータの一部が消えていた問題で、データが消えたのは江藤元参事が収賄容疑で最初に逮捕された6月14日以降とみられることが関係者の話で分かった。

  江藤元参事は07、08両年度の小学校教員採用試験で、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)らから特定の受験者を合格させるよう指示され、成績一覧表などを改ざんしていたとされる。県警は、パソコンのデータ消去にも富松審議監らがかかわっていないか調べている。

  関係者によると、江藤元参事は職場と自宅の双方で改ざん作業をするため、データをUSBメモリー(小型の電子記憶媒体)に保存していた。江藤元参事の逮捕後、県警がパソコンや職場にあったメモリーを押収して調べたところ、職場のパソコンのほかメモリーの一部のデータも消えていたという。一方、自宅のパソコンのデータは残っていたとされる。

  江藤元参事は、県警の調べの中でメモリーなどのデータの一部が消えている理由を尋ねられた際、「自分は消していない」と驚いた様子だったという。

  江藤元参事は6月14日朝から県警の事情聴取を受け、そのまま深夜に逮捕された。聴取の開始後、江藤元参事はパソコンやメモリーに触れていないことから、県警は第三者が証拠隠しのため意図的にデータを消去したとみている。

  関係者によると、江藤元参事は08年度試験の得点データなどを不正に操作した際、義務教育課の部下の職員の一人に手伝わせていた。職場で成績一覧表などの作成作業をする際、自らデータを読み上げ、この職員に入力させたらしい。職員は、改ざんされたデータとは知らされていなかったという。県教委は、この職員を09年度の教員採用試験の担当から外している。

  「asahi.com」 2008年7月21日

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