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五輪の安全なくば、何事も語れず 北京首都空港は7月17日、五輪開会式当日(8月8日)の午後7時59分から夜中12時まで空港を一時閉鎖し、すべての航空便の離着陸を禁止することを発表した。
続く7月20日、公安部門は関連要求に従い、首都空港の第1、2、3ターミナルへの入場者全員に一律2回のセキュリティチェックを開始。 同日、選手村の仮開村は3日目に入り、車両を含む入村者すべてに専用IDの所持、および武装警官とセキュリティゲートからなる6つの防衛線の通過を義務付けた。 翌7月21日、鉄道警察は北京各駅に向かう列車の全乗客に液体検査を開始。また、駅の構内に入る乗客の持ち物を一つ一つ検査し、セキュリティチェックがより強化された。 五輪の安全を考えれば、非難すべきことでもない。しかし、どんなに正常なことでも、騒ぎ立てる人は必ずいるものだ。ここのところ、北京は「まるで大きな敵が攻めてくるかのようだ」、中国の警備は「やり過ぎだ」、「そこまで必要ない」といった非難が外電から出ている。本当にその必要はないのか?過去の五輪を振り返ると大げさに騒ぎ立てる必要はなくなる。▽1972年9月5日、ドイツ・ミュンヘンの選手村にテロリストが銃を持って襲撃し、イスラエル人選手2人を殺害、9人を人質に立てこもった。▽1996年のアトランタ五輪では、オリンピック公園内で大きな爆破事件が発生し、2人が死亡、100人以上がけがをした。▽2000年のシドニー五輪前夜、イスラム過激派「ジェマア・イスラミア」の幹部であるリドゥアン・イサムディンが五輪会場への襲撃を計画していた。これらはすべて歴史の教訓だ。 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は五輪最大の問題は安全だと何度も強調し、北京五輪に対しても、五輪の警備は競技本来よりも重要だと何度も呼びかけている。このため、開催都市では警備ランクを高めるのが国際的な慣例となっている。過去の五輪開催国は安全問題を第一に考えてきた。 五輪開催は中国人の夢であり、開催成功も並大抵のことではない。北京を訪れ、この歴史的な祭典に参加する世界各国の人々をわたしたちは厚くもてなさなくてはならない。客人の中には、試合観戦に訪れる観客のほか、ほぼ全世界の政府要人、スポーツ界のスター、国際組織の官僚らもいる。特に警戒が必要なのは開会式だ。開会式には各国の国家元首や政府首脳が出席するため、これまでもテロリストの襲撃の重要な目標となってきた。遠方から来た客人の一人一人の安全を守るのはわたしたちの務めだ。こう考えると、北京における五輪警備が細部にまで行き渡っているのは、安全を脅かす事件発生の可能性がある、あらゆる公共の場所に警察当局が警戒体制を敷いているからだ。 特色豊かで高水準の五輪開催には安全が前提となる。祭典の到来を目前に控え、北京はすでに万端の準備を整えた。わたしたちは最も盛大で、そして安全な五輪を北京で開催し、全世界の人々とこの五輪を分かち合うことを期待している。(編集KA) 「人民網日本語版」2008年7月24日
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