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この20年で最大規模の中国青年代表団が訪日

宮本雄二・在中国日本大使

 中華全国青年連合会主席補佐の倪健氏を総団長とする中国青年代表団一行500人は、日本政府の招請に応じて27日から8日間の日本友好訪問を行う。その歓送会が26日夜に北京で行われた。

 この代表団は全国青年連合会の派遣としては1985年以来、最大規模で、中国各地で活躍している教師、公務員、学者、記者、農業従事者、企業家などが8つに分かれ、東京のほかに神奈川県、秋田県、大阪府、京都府、北海道などを訪問する。

 訪日に向けて日本語の練習

 各分団の団員たちはほとんど日本語が分からない。農業をしている山東省の謝梅木さんは、1年ほど日本語を習ったことがあるが、今はほとんど忘れてしまったという。そんな謝さんは訪日のために簡単な日常会話の本を買い求め、「初めまして。私は謝です」と一生懸命に練習して日本語を思い出そうとしていた。

 会場では通訳の人が、「日本語で『謝謝』はどう言いますか」と質問したり、中国の人たちにもよく知られている「よし」「めし」といった言葉の意味を通訳に聞いたりする場面も見られ、歓送会では食事をしながら習ったばかりの「おいしい」という言葉の発音を練習する団員もいた。

 交流でビジネスチャンスを期待

 若い企業家たちは、「太陽エネルギーの会社と交流したい」「日本の養殖場を視察したい」と非常に積極的だ。

 2年前に大学を卒業した25歳の謝思恵さんは、故郷の福建省福安市で起業し、今は十数人の社員を雇ってお茶販売の会社を経営している。謝さんは「今は日本と取引をしていませんが、これからは日本とビジネスをしないとも限らないので、今回の訪日はいいビジネスチャンスになるかもしれません」と訪日を楽しみにしている。

 「私も北海道に行きたい」

 馮小剛監督の映画「非誠勿擾」の公開で、北海道に関心を持つようになった中国の人は少なくない。教師分団は今回、北海道を訪問し、札幌市内の見学や北海道教育大学との交流を行う。他の分団の団員は少なからず羨ましく思っている様子で、日本大使館主催の説明会では北海道について質問している人も多かった。

 「日本人の対中感も変わる」

 歓送会に出席した在中国日本大使の宮本雄二氏は、「いつの時代においても若者は将来を担う人たちです。日本のいいところも悪いところも、本当の日本の姿を見てください。あなた方の訪日によって、日本人の対中観も変わると思います」とあいさつした。

 昨年、中日両国間では多くのアンケート調査が行われ、日本に対して好感を持っている中国人の割合は、今までの10%以下から50%前後になった。しかし中国に対して好感を持っている日本人はわずか30%で、今回の訪問団の訪日は団員たちが日本を知るだけでなく、日本人の中国観を変えるのに一役買うのではないかと期待されている。

 中国青年代表団の倪健総団長は、「皆さんは友好の使者となり、日本の各分野の人たちとよく交流して、今の中国の若者の青年の風貌をアピールしてください」と団員たちに呼びかけた。

 今回の代表団は、今年に全国青年連合会が派遣する第一陣の訪日団で、これに次いで日本からも大規模な青年代表団が訪中する予定だ。中日両国政府は調印した『「中日青少年友好交流年」に関する覚書』およびその付録に基づき、「2008年中日青少年友好交流年」が実施された後、中日両国政府は4年間連続で毎年4000人規模の青少年相互訪問活動を実施することになっている。

 「チャイナネット」 2009年7月27日

倪健・中華全国青年連合会主席補佐
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