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迷惑チラシが少ない日本の街並 広告の規範化ですっきり

中国メディアが見る日本
東京都内の某住宅地。電柱や電線が張り巡らされている。

 電柱などの公共設備に貼られる広告は迷惑チラシとも呼ばれ、都市の美観を損なうばかりか、有害な情報が拡散するリスクもあり、多くの都市が頭を抱える問題となっている。日本の東京などの都市では、繁華街であれ、狭い路地であれ、電柱に迷惑チラシがびっしり貼られているということは少ない。もちろん日本でも広告は貼られているが、それらはいずれも規範化されている。日本の街で見かけるチラシには、一体どのような物があるのだろうか?人民網が伝えた。

 近代の都市建設において、電線の地中化は基本的な要求となっているが、日本の多くの住宅街では改造工事が難しいため、道の両脇には電柱が立ち並んでいる。こうした光景は日本のマンガ作品などで良く描かれ、日本らしい風景の1つとなっており、中には電柱と電線が密集する街の風景が特に好きという人もいる。ただしこれはもちろん、「きれいである」ということが前提だ。雑多ではあるが不潔ではない。もし派手な色使いの汚れたチラシが処狭しと貼られていたら、美観も何もあったものではない。

 迷惑チラシはコストが低く、伝わる範囲が広いため、多くの都市で強い生命力を持っている。日本では、このような迷惑チラシを含む屋外広告について詳しい法律を定めており、各自治体も具体的な管理条例を制定している。例えば東京都では、橋や道路設備、送電設備、郵便ポストなどに広告物を表示してはならないと定められており、違反した場合は罰金を科せられる。有害な情報の掲載についての管理はより厳格で、宮城県や山口県ではポルノ広告を設置した場合、最高100万円の罰金となる。

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