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ドイツ人「日本の侵略美化傾向が激化」

 日本とドイツは共に第2次大戦時に他国を侵略し、重大な犯罪行為を犯した。ドイツの圧倒的多数の国民、メディア、そしてほぼ全ての政治勢力は自国が第2次大戦時に犯した犯罪行為を強く非難する点で一致している。ドイツはホロコーストの否認を禁止している。だが日本では歴史的な罪の責任を認め、強く非難する意識はずっと低い。現在、安倍政権は侵略の狂暴行為を否認、美化する傾向を一段と顕にしている。(話:ドイツ平和協会ヘッセン州支部長。インタビューと編集:人民日報記者)

 歴史問題に対するドイツの省察過程は困難や曲折を経て、今日にいたるもなお完全には完了していない。第2次大戦後の西ドイツ政府は政治、司法、メディア、経済、教育分野で元ナチス関係者が数多くいた。1969年にブラント首相は反ファシスト運動の模範となったが、当時でも多くの人から「裏切り者」呼ばわりされた。

 当時は「ナチスは確かに犯罪者だが、ドイツ国防軍、ドイツ兵は罪を犯していない」との論法が広まっていた。1990年代になってようやく第2次大戦時の国防軍の行為が犯罪と認定された。歴史的な罪の責任に対するドイツの省察は日本よりも遙かに深い。

 こうした違いはなぜ形成されたのか?1つの原因は、日本が戦争中に虐殺し、危害を加えたのが主に植民地と侵略した土地の非日本人であるのに対して、ナチスドイツは自国民も多く殺害したからだ。このため日本では、日本軍の犯した戦争犯罪はナショナリストによって戦争の「付随現象」と美化されやすい。

 ドイツは欧州の中心に位置し、文化的、歴史的に隣国との結びつきが密接だが、アジアの日本は地理的、文化的に比較的隔離された状態にある。ドイツは幸運にも戦後欧州議会、EU、NATOに加盟し、国際社会の一員となった。だが、東アジアには同様の組織がまだない。日本人はナショナリズム以外に一体感モデルを見いだすのが困難だ。地域協力政策の推進は、自国の歴史に対する批判的視線を日本に形成させる助けになる。

 第2次世界大戦には重要な特徴が2つある。ホロコーストと原爆の初使用だ。アウシュビッツその他の虐殺的強制収容所のためにドイツ人は罪を逃れることができない。一方、広島と長崎の原爆のために日本人は自らを戦争の被害者だと誤って考えている。自国の歴史的な罪を認める点において、ドイツは日本よりも深く、徹底している。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月16日

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