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張さんの帰宅に年老いた両親は号泣 張さんは保釈手続きを取り、15日間を費やした宝塔区留置場から開放された。 留置場から出てちょうど1カ月後の12月5日、張磊さんは宝塔区から「立保証」解除の知らせを受けた。張さんは本当の意味で自由の身になり、保釈金として納めていた1千元も返還された。張さんはおよそ4カ月もの間、苦しみ、特に11月5日に保証人を立てて審問を待つという名目で、自宅待機を余儀なくされた1カ月間、精神的にかなり追い詰められた状態に置かれていた。 11月12日、張さんは延安大学付属病院で診察を受け、急性の精神障害という診察を受けた。病院側は入院を勧め、張さんが経営していた診察所の再開のめどは立たなかった。12月5日夜、記者が訪ねた時、寝室の枕元には薬品や法律関連の書籍が数冊並べられ、張さんは公安機関が発行した「立保証」解除通知を手にぶるぶると震えていた。視線は定まらず、長い間うつむいて何も言わなかった。張さんの家族によると、張さんの家庭は拘留のためかなりのダメージを受けていた。また張さん本人もショックを受け、普通の生活が送れない状態になっている。一家は正義を追求するために法的手段により、公安機関に対し、一家にもたらした損失を賠償すると同時に、新聞やテレビなどで公に謝罪し、責任者を処分するよう求める準備をしていた。この決意を表明するため、張磊さんの家族と実家の全員が協定書に血判を押した。張さんの弁護を担当する、北京正平弁護士事務所の向陽弁護士は「積極的に行動する」と語った。 事件はやっと納得できる結論を出したが いろいろな人の努力により、張磊さんは宝塔区政法委員会、宝塔区政府弁公室、宝塔区信訪(陳情)局、宝塔区公安分局といった4つの部門から成る事件処理グループと協議し、大晦日、(1)宝塔区公安分局による謝罪(2)医療費及び業務妨害に対する賠償金を含む慰謝料2万9137元の支払い(3)関連規定に基づいた、同事件の責任者に対する適切な処分――などで合意した。これにより、国内でかなりの注目を集めた延安のアダルト映画鑑賞事件は一段落した。当事者は何カ月もの苦しみ経験を通じて、論理的方法で慰謝料を手にしたのだった。 2003年1月3日、記者は再び張磊さん宅を訪れた。張さんは一言もしゃべらずベッドに横たわっていた。妻は夫が風邪を引かないように、何度も布団を直していた。張さんの母親は今回の一件で動揺し、数カ月に渡り張さん宅に通っていたはずの記者の顔を思い出せなくなっていた。母親は以前から目が悪かったが、精神的ショックのため失明寸前の状態に陥ったのだった。老化が進んだ張さんの父親も、息子の病状を嘆いていた。張さんが経営する診療所は逮捕後閉じられたまま、今も再開のめどは立たず、経済的負担はますます重くなっていた。
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