中国の大陸部が現時点で発表している失業率は事実上、都市部で登録されている失業率で、2002年末時点で4%に上る。失業率の定義は明確で、都市部で登録済みの失業者には(1)労働する能力がある(2)就業を希望している(3)規定に基づき失業登録を行っている――の3条件が求められている。現時点で発表されている都市部の失業率には、農村労働者と出稼ぎ労働者が含まれていない。しかし、労働市場は就職が最も難しい2つタイプの失業者層を反映している。ひとつは再就職が最も難しい失業者層で政府が提供する就業支援を必要としている。もうひとつは失業中に政府が提供する社会保障が必要な人たちで、登録失業者の約半数が失業保険を受給する必要がある。

(1)求人数を上回る労働人口。中国の人口は世界一多く、1998年末現在の総人口は12億5千万人に上り、このうち7億1千万人が経済活動に従事している。今後の状況を見ると、今後の一定期間、毎年の増加労働人口は毎年約1千万人、農村から他地域へ流動する余剰労働人口は約3千万人に上り、このうちの相当部分が都市での就職を目指すと予想される。このほか、企業、事業団体の改革が進むにつれて、余剰人員の削減でリストラされた人々の再就職をめぐる競争が必然的に強まる…
中国の失業保険制度は1986年に正式に導入された。国務院は1986年に「国営企業社員失業保険の暫定規定」を公布し、国営企業社員に対する失業保険制度の導入を明確に規定した。国有企業改革と労働制度改革の一環。
国務院は、1993年4月に「国有企業社員失業保険の規定」を公布。中国の失業保険制度が正常に運営し始めた…
| 失業の定義 失業者とは、労働年齢に達して労働する能力がありながら、現在は仕事がない人を指し、求職者を指す場合もある。失業者や新社会人で未就職の人たちを含む。 |
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