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国務院機構改革案が3月10日第10期全国人民代表大会(全人代)第1回会議・第3回全体会議で可決
(2)マクロコントロールのシステム改善に向け、国家発展計画委員会を、国家発展・改革委員会に改組する。
(3)金融監督管理システムの健全化に向け、中国銀行業監督管理委員会を設立する…
国務院の機構改革案を可決 全人代
新中国建国以来、政府機構の改革は数回にわたり行われている。今回の改革は、経済システム改革の進展と世界貿易機関(WTO)加盟後の新たな情勢に対応し、これまでの政府機構の問題を解決するために行われた。 新政府機構改革は(1)政府の職務変化と効率向上(2)国際的慣例を参考にした機構設立(3)社会主義市場経済のニーズへの適応――といった3点に重点が置かれた。
中でも政府の職務変化が今回の改革のキーワードとなった。部門の名前から「計画」というマクロコントロールを示す単語が消えたことは、これまでの行き届いた資源の計画的配置から、市場メカニズムに沿った配置への移行を示すものとして注目される。 今回の改革は単純な編成や人員の異動ではなく、複雑な「コスト演算」に基づくものであり、また政府「役割」の意義の変化を表すものといえる。
国務委員兼国務院秘書長の王忠禹は第10期全国人民代表大会・第1回会議第2次全体会議で、「国務院機構改革案に関する説明」と題する報告を行い、過去5年間の改革の基本的経験を総括した。また改革を進めるための指導的思想を示し、国務院機構改革の柱となる内容について詳しく説明すると同時に、実施について解説した。
王忠禹秘書長は、国務院の機構改革の重点について、次の5点を挙げた。
(1)国有資産管理体制改革を進め、国務院国有資産監督管理委員会を設立する。同委員会は国有資産の監督・管理を職責とし、国務院の直属の正部級特設機構とする。
(2)マクロコントロールシステムを完全なものとし、国家発展計画委員会を国家発展・改革委員会に改める。
(3)金融分野の監督・管理体制を健全化し、中国銀行業監督管理委員会を設立する。
(4)流通業界の管理体制改革を引き続き進め、商務部を組織する。
(5)食品とその生産の安全に対する監督・管理を強化するための体制を確立する。
国務院の機構改革における三つの特徴 〜中国社会科学院研究員 江小涓 特徴1 監督・管理機能が強調されたこと。国有資産の監督・管理の強化は、国有企業が実施している公司制改革、法人管理構造の改善のための基盤であり、最も切実な要求でもある。国有資産の管理体制には長い間、行政機関と企業が強く結びつき、政府部門による企業経営活動への干渉などの問題が存在していた。また出資者が適切な役割を果たせず、国有資産の監督・管理が行われていないという課題が見られた。国有資産の監督・管理がしっかりと行われていないため、国有資産が流失したり、国有企業の発展に必要な原動力が不足したりするという問題が生じていた。新しく組織された国務院国有資産監督管理委員会は、「国を代表して出資者の職責を履行」し、国有資産価値の維持と増加に対して監督・管理する責任を負う…
対外経済貿易部から商務部への転換 対外貿易はもはや特権ではない 〜国務院発展センター・対外経済研究員・隆国強 対外経済貿易部と国家経済貿易委員会が廃止され、商務部が設立されたことで、国内外の2つの市場統一が推進され、国内と国際という2つの市場と資源の利用に大きく役立つものである。同時に、社会主義市場システムの確立と改善に向けた一歩であり、中国の世界貿易機関(WTO)加盟時の合意事項を履行したことによる必然の結果であるといえる。 WTO加盟時の合意事項によると、加盟後3年以内にあらゆる中国企業・外資系企業はいずれも自動的に貿易権を享受することができ、輸出入貿易が可能になる。外国貿易はもはや特権ではなくなる。商務部の設立は、このような歴史的流れに応じたものである…
1982年
1981年、国務院には100の工作部門があり、建国以降、最大の数となった。管理機構が大きくなりすぎたため、改革開放や経済・社会の発展のニーズに適応することができず、改革が急がれる状態となった。 1982年3月8日、第5期全国人民代表大会常務委員会・第22会議は、国務院機構改革に関する議案を可決。各級各部のポスト数、年齢、学歴などの構造が明確に規定され、「副」が付くポストの削減と能力向上が実現した。機構整理では、国務院の部門は100から61に、人員も5万1千人から3万に削減された…
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