日本語版   中国語版       2004年5月11日 
 

  中国の現在の台頭はもはや疑う余地のない事実である。1978年末の中国共産党第11期第3回中央委員会全体会議(三中全会)に始まり、改革開放を通して、中国は台頭を実現する現実的な道を探した。それは中国現代化を平和に実現する道であり、中華民族の偉大な復興を平和に実現する道であり、平和に発展する道である。 


円卓会議「中国平和台頭と経済のグローバル化」の会場

4月24日のシンポジウム「多国籍企業と中国平和台頭」で講演するオランダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスのクライスタリー会長兼最高経営責任者(CEO)

中国改革開放フォーラムの鄭必堅理事長:「中国が平和台頭で発展する道を堅持して、今に至ってすでに4分の1世紀が過ぎた。この25年の尋常ならざる道のりで、われわれが得た最大の収穫は、われわれが勝ち取った平和な国際環境が自らを発展させ、また自らの発展で世界平和を維持することだ」

 「中国の平和台頭は、中国経済の持続的で急速かつ調和の保たれた健全な発展がアジア太平洋地域にもたらすものは、大きな歴史的チャンスであり、脅威ではない。それは発展のチャンスであり、平和な環境、協力の空間だ」

 「中国の平和台頭の発展の道、それはある種のよい願望だけではない。すでに25年の実践があった。中国とアジア太平洋地域の未来は平和にかかっている。平和、発展、協力にかかっているのだ。われわれは固く信じている。われわれが手を取り合い、互いに助け合い、全力で対処しさえすれば、アジア太平洋地域、特に東アジア地域の長期にわたる平和と持続的な発展は完全に望みがある」

米戦略・国際問題研究センターの主任研究員のリック・マイケルズ氏:「中国の平和台頭は世界に対して大きな貢献であり、中国の発展は国際社会に大きなチャンスを提供した。われわれは10年後の中国の変化に関心を抱く」

外交学院の呉建民院長:「中国の平和台頭、中国の発展の道、中国の発展戦略の問題を討論するのに、このような円卓会議は30年前には想像もできない。10年前でも想像できないのではないか。しかし今日、時代は変わり、21世紀は平和と発展がテーマであるべき世紀だ。中国の台頭における問題を含む21世紀の問題を解決するには、多角的主義を通して平和に解決しなければならない」...全文>>


 

 「中国の平和台頭」の論題が初めて現れたのは2003年11月3日、博鰲(ボアオ)アジアフォーラムで中国改革開放フォーラムの鄭必堅理事長が「中国の平和台頭の新しい道とアジアの未来」と題して講演した時である。

 2003年12月10日、国務院の温家宝総理は、中国が選んだのは「平和台頭の発展の道」であると明確に示し、中国の発展は「必ず自らの力を出発点としなければならない」と強調した。

 2003年12月26日、胡錦濤国家主席は、「平和台頭の発展の道と自主独立・平和外交政策を堅持する」と再び強調した。指導者の講話は「平和台頭」が正式に中国の国家戦略となったことを示す。

 2004年3月の第10回全国人民代表大会第2回会議の記者会見で、温総理と李肇星外交部長はそれぞれ「平和台頭」の含む意味と国際社会への影響を詳しく述べた...全文>>


円卓会議「中国平和台頭と経済のグローバル化」で講演する中国改革開放フォーラムの鄭必堅理事長

円卓会議で出席者の注目を集めたオーストラリアのホーク元首相の講演

4月24日の特別テーマ昼食会で「中国の平和台頭はアジアの台頭にきわめて重要な働きを示す」と演説した米国のブッシュ元大統領

 

 中国改革開放フォーラムの鄭必堅理事長は4月24日、博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2004年年次総会で開かれた「中国平和台頭と経済のグローバル化」円卓会議で次のように語った。

 発展の過程における多くの課題とリスクに向き合い、中国は再びチャンスをしっかりとらえ、「平和台頭」発展の道を歩み出す。

 改革開放の20数年来、中国は旧来の国際秩序を打破せず、世界平和を脅威していない中で、持続的かつ急速な経済発展を遂げてきた。そこには深いわけがある。それは、中国がグローバル経済一体化と関係し合い、中国の特色ある社会主義を自主的に建設する発展の道を歩み出したことである。

 中国は世界各国との平和共存を前提とした上で、国内市場を開放し、国際市場と向き合い、国際市場と資源の利用を重視し、共通に有効な規則とリスク回避の原則に照らして、平等な競争の下で互恵・共栄に極力努めたい。同時に、地域が広大で、物産が豊富な中国は主として自らの力に頼る能力があり、経済と社会の協調発展を実現し、他国の生産の障害とはならない。

 「平和台頭」は中国が20世紀の70年代末から21世紀半ばまで平和な環境の中で、改革開放を経て基本的に現代化を実現していく。中国はこの平和な発展の道を歩むことを常に堅持していく。

 21世紀初めの20年、中国はさまざまな課題とリスクに直面するだろう。中国の発展は他国にとってもチャンスで、もし他国にチャンスを提供しないならば、中国自身もチャンスを失う。中国はアジア太平洋地域の重要な建設力であって破壊力ではないからだ。

 チャンスを科学的に認識することは中国人が正しい発展観を確立する助けとなる。これは少なくとも4分野の内容を含む。(1)チャンスは困難を克服し、リスクに打ち勝った後に得られる(2)チャンスをとらえることができるかどうかは根本的に内部要素にかかっている(3)他国にチャンスを提供することは同時に中国自身にもより多くのチャンスを創造することである(4)中国は全世界で置かれている弱い立場により、活路を求め、発展の新しいチャンスを探すことが要求されている。

 平和と発展は今日の世界の命題であり、アジアは新しい時代により大きなチャンスとめぐり合える。これはアジアの経済力が世界的にも強い成長の勢いをもつことから発する。中国は全世界共通の課題と向き合うべきで、大国間共通の利益を広げ、大国間協力の道を探っていく。


互恵を模索するアジア、世界に開放されるアジア

中国の発展は「平和的」が特徴 李肇星・外交部長

中国の平和的興隆について(論評)(1)

中国の平和的興隆について(論評)(2)

「中国の平和的興隆の意味について」 温総理

 
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