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  2004年8月17日 

政治主宰型の社会流動モデルはすでに変化し
個人の後天的な努力と業績に基づいた「後天型規則」が社会流動を主導する

記者:拡大すべき社会階層はなぜ拡大し始めないのか。縮小すべき社会階層はなぜ縮小していかないのか。

陸学芸:重要な原因の1つは、現在の社会流動のルートがまだ滞っていることだ。

計画経済時代に残された制度的な障害、例えば戸籍制度、就業制度、人事制度、社会保障制度などが依然として、上層に向かって流動し、さらに高い社会的地位を得る障害となっている。公正的、合理的、開放的な現代的社会流動の枠組みはまだ形成されていない。

記者:社会流動や、社会各階層の地位の転移に規則はあるのか。もしあるとすれば、どのような社会的規則に基づいて起こるのか。

陸学芸:一般的に2つの社会的規則があるとされている。

1つは先天型規則で、個人が先天的に持つ性別、年齢、出身血統などの要素に基づいた地位継承だ。先天性によるこの規則は、封建制度の下で社会が流動する主な規則となり、上層社会の閉鎖性や、組織内部だけでの精鋭の流動という伝統的社会構造の基本的な特徴となった。

もう1つは後天型規則で、個人の後天的な努力や業績などの要素に基づいて地位を転移させる規則だ。これは現代社会の流動メカニズムの主導的規則で、上層社会の開放性と中低級階層社会の構成員が努力によって上層に流動し精鋭となる現代社会構造の基本的特徴を形作った。

記者:改革開放から20年余りにわたり、中国の社会流動はどのような規則によって実現したものなのか。

陸学芸:改革開放以前は、「先天型規則」が人々の社会における地位獲得を決定する主な要素だった。改革開放以後は、従来の身分等級体系が打破され、社会流動のルートが徐々に開通し、「後天型規則」が社会流動メカニズムの主要規則となっていった。

1978年以前は、個人の社会的地位の昇降や、階層の新興と衰退はすべて国家、政府、制度、社会政策などの変化と関係していた。そのため、この時期の社会流動は「政治主宰型」の社会流動モデルだといえる。

1978年以後は、市場経済を目標とした一連の改革により、後天的要素が社会流動メカニズムに対して与える影響は徐々に拡大し、流動ルートの多元化や能力主義の原則が社会経済的地位を獲得する上で日増しに大きな役割を果たすようになった。国家の制度面の政策は、個人や階層における社会的地位の獲得に対して依然としてかなり大きく作用する。現代社会の流動メカニズムや流動モデルは現在徐々に形成されつつある。

 

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