日本語版   中国語版       2005年1月18日 
 

     2005年を迎え、中国経済の歩みも新段階へと進んだ。この新たな1年の中で、中国経済はいかなるチャンスと試練に直面するのだろうか。2005年の中国経済はいかなる水準を維持するのだろうか。過去の1年は、新たな1年にいかなる影響を与えるのだろうか。


国務院専門家に聞く 中国経済の05年展望(1)

    国務院発展研究センターの謝伏贍副主任はこのほど、2005年の中国経済の展望について、記者の質問に答えた。

   ――05年、経済が04年の急成長を維持できるかどうかに人々の関心が集まっている。基調としての見方はどうか。

   全体としては、中国経済はまだ周期上の成長期にあり、今年も速いペースで発展する年になるだろう。1年余りにわたる効果的なマクロ調整を経て、経済運営における目立った矛盾点が緩和されつつあり、不安定、不健全な要因が抑えられ、弱い部分が強化された。これらはすべて、今年の経済成長に向けた良好な基礎となり、マクロ経済政策を運用する余地を広げている
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国務院専門家に聞く 中国経済の05年展望(2)

  国務院発展研究センターの謝伏贍副主任はこのほど、2005年の中国経済の展望について、記者の質問に答えた。 

  ――05年のマクロ調整の程度はどうなるか。手法に変化はあり得るか。 

  今年のマクロ調整について、中央政府は二方向からの穏健な政策を定めた。 

  一つ目は、マクロ政策の面からの政策で、1998年以来の積極的な財政政策を緩やかな財政政策へと移行させる。具体的には、建設国債と財政赤字を削減する。財政政策の重点も、国内需要の掘り起こしや経済成長の推進から、弱点強化や経済構造の調整、体制改革のサポートへ徐々に移行させる
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国務院専門家に聞く 中国経済の05年展望(3)

  国務院発展研究センターの謝伏贍副主任はこのほど、2005年の中国経済の展望について、記者の質問に答えた。

   ――今年の物価に最も影響を与える可能性のある要素は何か。

   今年の物価情勢に影響を与える要素には、プラスとマイナスの両方がある。しかし全体としては、今年の消費者物価指数の上昇は4%以内に収められる見通しだ。昨年に比べ、今年は穀物価格上昇の可能性が低いため、食品価格が比較的安定を保つとみられる。物価上昇への影響が最も大きい要素は(1)生産資材価格(2)水道・電力・運輸価格を含むサービス類価格(3)不動産価格――の3つで、これら3方面の価格が同時に上昇、あるいはいずれかが大幅に上昇した場合、消費者物価の急上昇につながるおそれがある
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中国政府のマクロ調整策、05年の方向性は

 2004年はマクロ調整策が注目を集めたが、2005年はいかなる方向に進むのか?
国家情報センター経済予測部の首席エコノミスト・祝宝良氏は、2002年から続く経済急速成長について、主に投資需要がけん引したと分析している。投資分野は重工業に集中し、最終需要は主に住宅や自動車に集まり、これによりエネルギー、電力、原材料、化学工業、機械、建材などの産業への投資が成長したと見ている。中国で現在進行中のプロジェクトは13万件を超え、規模は約20兆元、固定資産投資3年分に相当する。このことから、2003年からの投資過熱は少なくとも2007年まで続くと見られている。
 祝氏は、「個別の対応、保護と抑止の並行」とのマクロ調整策について「投資過熱による成長速度を抑制しただけで、投資の急速成長に変化はない」と指摘。「このことから中央政府は穏健な財政政策と通貨政策を提案し、固定資産投資の急速成長を抑制すると共にウィークポイントを強化し、構造調整を促進して安定的かつ急速な経済成長を維持すべきとした」と話している
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05年のGDP成長率、予想は9%

 2004年の中国経済は、マクロ調整策により急速成長を維持した。国家情報センター経済予測部の首席エコノミスト、祝宝良氏の予測では、通年の国内総生産(GDP)の実際の成長率は9.3%前後で、基本的に前年の水準を維持した。固定資産投資は名目成長率が25%(前年比2.7ポイント減)、物価上昇分を調整した実質成長率は18%(同5ポイント減)。消費者物価は3.9%上昇した(同2.7ポイント増)。
 これを踏まえた今年の中国経済は、いかなる水準を保つのか。祝氏の予測によると、投資・消費・輸出のニーズ成長から見て、今年のGDP成長率は8.5%(同0.7%減)、固定資産投資は引き続き急速成長を保ち、名目成長率は18%前後、社会消費財小売総額の名目増加率は12.2%前後、経済成長に対する消費の貢献度はある程度高まると見られる。輸出成長率は21%前後に落ち込み、輸出総額の増加率は23%前後、貿易は通年基本的にバランスが保たれる
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 2005年、中国の経済成長を制約する6つの問題点

   このほど、中国発展改革委員会の馬凱主任は、2005年は国内には経済成長を制約する際立った問題が6つの面に現れると分析した。この6つの面は以下の通り。

  1、来年は食糧のさらなる増産が予測されているが、農民のさらなる増収は難しくなっていること。

  2、国内の全般的な投資規模は依然として拡大しつつあり、各地で衝動的な投資傾向が強まっているが、一部の業界では過度投資のリアクションが現れてくる兆しがあること。

3、来年石炭、電力、石油、運輸の需要の緊迫感が依然として際立ち、なかでも石炭の過度の採掘が最大の問題であること...全文>>

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中国の対外貿易、2つの転換を加速 薄商務部長

  薄煕来・商務部長は25日に北京で開かれた全国商務活動会議で、2005年の中国の対外貿易における改革の展望について、次のように説明した。

  2005年の中国の対外貿易では、輸出成長モデルと対外貿易管理モデルの2つの転換を加速していく方針だ。

  (1)輸出成長モデルの転換について

 ●「質による優位性獲得」、「市場の多様化」、「科学技術による貿易振興」の戦略を継続し、独自の知的財産権やブランド力を持つ商品の輸出を支援し、育成することで、輸出商品の付加価値を高める。 

●ハイテク製品、ソフトウェア、医薬品の輸出基地の整備を適切に進め、自動車・自動車部品、デジタル制御工作機械の輸出促進を強化する
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財政部、2005年に関税水準を9.9%まで引き下げへ

 国務院関税税則委員会主任を務める財政部の金人慶部長はこのほど記者会見し、2005年に関税水準を9.9%まで引き下げる方針を明らかにした。庶民の日常生活と緊密な関係のある商品は、税率はそれぞれ異なるがいずれも引き下げられる。海外からより多くの商品を中国市場に呼び込んで、消費者の利便性をさらに高めていく方針。 

 
 具体的に見ると、輸入乗用車は現在の34.2%と37.6%から30%に、輸入化粧品は14.2%から10%、ウイスキーやウオッカなどの酒類は19.2%から10%まで引き下げられる...全文>>


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