2015年6月3日  
 

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中国の成績優秀者「日本のアニメから学習の攻略法を学んだ」

人民網日本語版 2015年01月16日13:14

学校の落ちこぼれだったゲーム・漫画・アニメオタクの中国人青年が、日本のアニメ・漫画から学習の攻略法を学び、米国のいくつもの有名大学から合格通知書を受け取った。武漢晨報が伝えた。

湖北経済学院金融学院金融専攻4年生の李恩成さん(22)は、現時点で世界大学ランキング60位の米国テュレーン大学と41位のメリーランド大学からすでに合格通知書を受け取っている。さらに33位のロチェスター大学や32位のブランダイス大学、12位のジョンズ・ホプキンス大学の1次試験も合格している。

このような優秀な成績を収めた李さんだが、小学校から中、高校時代の李少年にはゲームの2文字しか目に入っていなかったという。高1が終わった時、李さんは高校から1年休学するように勧められた。両親は仕方なく、李さんを地方の高校に転校させ、李さんはそこで1年からやり直しをした。そこでも相変わらずゲームに深くはまっていた李さんだが、2年になると日本のアニメ・漫画を好きになり、ようやくゲーム以外の趣味を見つけた。そして、3年時からは、日本語も習い始めた。しかし、李さんの趣味は、これまで同様学校の授業とは全く関係ないものだった。

大学受験の2カ月前、李さんは真面目に授業を受け、毎日8、9時間、勉強した。夜、家に戻ってからも復習し、9時に寝る前に漫画を読む。そんな生活を続けた結果、李さんは見事、湖北経済学院コンピューター学科に合格した。

大学に通いだしてからは、ますます日本のアニメ・漫画に夢中になった。

李さんはコンピューターを使ってプロの漫画家になろうと思った。しかし、ほどなくして自分には漫画家の才能がないことに気付いた。ならば、金融事業を起こして、アニメ産業に投資、あるいはプライベートファンドに参加するのも悪くないと思い立った。李さんは試験を受け金融学院に転部した。大学1年の後期になると、今度は米国を見てみたいという考えが浮かんだ。


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