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中国の旅行関係者「今年の日本旅行にオフシーズンは存在しない」

人民網日本語版 2015年04月10日08:38

日本が中国人向け観光ビザの発給要件を緩和したことで、中国では今年日本旅行ブームが起きている。日本が桜のシーズンを迎えた今年の3月~4月、日本を訪れる中国人観光客は激増した。北京春秋旅行社の楊洋社長は、「今年3~4月に日本を訪れる観光客数は前年同期の2倍になる見込み。3、4月の春秋航空の関空と中国国内を結ぶ定期チャーター便の平均搭乗率は99.5%以上に達した」と語る。楊氏の予測では、桜のシーズンを過ぎても、大阪線週4便の5月、6月の平均搭乗率は99%前後になると見ている。現在、日本から帰国した職員の報告によると、訪日観光客が増えたことで、本来は30分程だった関空のチェックインに要する時間が現在は1時間半程になっているという。新京報が伝えた。

中国の大手旅行会社、中国青年旅行社や中国国際旅行社によると、桜のシーズンのツアー商品の申し込み期限はすでに終了し、旅行社は現在、4月末から5月までの日本ツアー商品を販売しているという。5、6月の日本ツアー価格は桜のシーズンよりも約10~15%安くなり、下落幅は500元(9650円)~1000元(約1万9300円)前後となっている。

中国の旅行サイト・遨游網の徐暁磊副社長は、「今年の日本旅行にオフシーズンは存在しない。日本ツアー価格は、清明節(4月5日)後に若干下がったが、価格はすぐに上がってしまった。間もなく5月1日のメーデーの連休が到来し、その後も6、7月には学校が夏休みに入る。桜のシーズンは過ぎたが、日本旅行の価格は今後もそこまで下がることはないだろう。今年の訪日旅行市場はずっと好調が続くと見ている」と語った。また、楊社長は「昨年は、伝統的なオフシーズンである11月、12月、1月でも、日本旅行は非常に人気だった。そのため、今年の5月、6月は昨年の11月~1月の市場よりも良くなるはずだ。オフシーズンでも人は減らないだろう」と語った。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年4月10日         

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コメント

最新コメント

嵯峨 新一郎   2015-04-10114.158.77.*
中国旅遊局に対して、北海道が「中国人へのおもてなしに全力を尽くす」と言ったそうだが、全力をつくして偽和牛料理を、しかも中国人にだけ提供するのが、日本社会の現実だ。二枚舌は安倍だけの特権ではない。一つの地域に旅行客を集中させる中国旅行業界の極端な営業方法にも問題があり、極端に訪日中国人客を増やすから、日本側からバカのされることになるのだ。