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張軍国連大使「国連の行動はウクライナ危機の外交的解決に資するものであるべき」

人民網日本語版 2022年02月28日11:30

国連安保理は27日の会合で、米国などが提出したウクライナ情勢に関する国連緊急特別総会の招集を求める決議(第2623号決議)を採択した。中国の張軍国連大使は会合で棄権票を投じるとともに、投票における中国側の立場について説明した。新華社が伝えた。

張大使は「現在、ウクライナ情勢は急激に変化している。各国が必要な自制を保ち、ウクライナ情勢の一層の悪化を回避することが喫緊の課題だ。中国はウクライナ危機の平和的解決に資するあらゆる外交努力を支持・奨励し、ロシアとウクライナができるだけ早期に直接対話・交渉を行うことを歓迎する。同時に、中国はEUがロシアと欧州の安全保障問題について対等な対話を行い、 安全保障の不可分性の原則を堅持し、均衡の取れた、実効性のある、持続可能な欧州の安全保障体制を最終的に構築することを支持する」と表明。

「国連安保理は地域の平和と安定、各国の普遍的安全保障に重きを置いて、ウクライナ問題の解決に建設的役割を果たす必要がある。国連の取る行動は情勢の緊張の緩和、外交的解決の推進、対立の激化の回避に資するものであるべきだ」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年2月28日

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