中国メーデー連休は出かけても大丈夫か

人民網日本語版 2022年04月27日13:50

今年のメーデー連休の初日にあたる4月30日の鉄道乗車券の発売が26日にスタートした。多くの人が帰省したり出かけたりする計画を立てている。中国国内の複数の地点で新型コロナウイルス感染症が散発的に発生する状況の中、各地のメーデー連休期間の防疫政策はどうか。観光地には出かけてもよいのか。中国新聞網が伝えた。

連休には人の移動が増え、旅行やパーティーなどのイベントが目に見えて多くなる。現在の国内の感染状況を踏まえ、複数の地域では人の集まりや移動を減らし、出かけるときには出発前48時間以内のPCR検査の陰性証明を携帯しなければならないとの対策が打ち出されている。

北京市は市民に市外への不要な外出を控えるよう呼びかけ、市外から市内に入る人には48時間以内のPCR検査陰性証明と「北京健康宝」の「緑コード」の提示を求めている。

山東省は中・高リスクエリアにある県(市、区)の人は必要がなければ同省に入らないこと、および戻らないことを求め、遼寧省瀋陽市は市内にいる人が市外への不要な移動を控えるよう求めている。

このほか一部の地域は、中・高リスクエリアに居住する人の帰省を厳格に制限し、帰省する人の集中隔離期間の費用は自費とする。

メーデー連休が近づき、多くの人が外出や旅行の計画を立てている。現在、多くの観光地が感染症対策を厳格化している。事前に予約して移動する、観光地は入場を制限するなどのほか、一部エリアの観光地はPCR検査陰性証明の提示を求めるとしている。

メーデー連休中、北京は人が集まることによるリスクを厳格に予防するため、大型のイベントを厳しく制限する。各種の公園、観光地、観光スポットは「人数制限、予約制、ピーク時をずらす」との要求を堅持し、入場制限の基準を厳格化する。

山東省煙台市蓬莱区にある煙台蓬莱観光エリアは23日、対外開放を一時的に停止すると発表した。瀋陽市は観光地の人数制限を強化し、屋外の観光地は1日の受け入れ観光客数を最大で定員の75%までとし、屋内の観光地は同50%までとする。遼寧省鞍山市は観光地・観光スポットに対し、防疫措置を厳格に執行し、48時間以内のPCR検査陰性証明をチェックし、受け入れ観光客数を最大で定員の50%までとする。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年4月27日

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