絶滅寸前の「シマアオジ」が北京大興区で確認

人民網日本語版 2022年09月19日11:03

北京市大興区の念壇公園や新鳳河などで最近、鳥類の専門家がシマアオジの撮影に成功した。北京生物多様性保護研究センターの鍾震宇氏によると、シマアオジは鳥綱スズメ目ホオジロ科ホオジロ属で、体長は約14センチ。スズメに似ているものの、額、顔、喉が黒い。国際自然保護連合(IUCN)は2017年にレッドリストを改訂した際、シマアオジを絶滅危惧種から近絶滅種に引き上げた。そして、2021年に、中国はシマアオジを国家一級重点保護野生動物に指定した。北京日報が報じた。

近年、シマアオジのほかにも、たくさんの希少鳥類が大興区で確認されている。鳥が群れを作って水辺で遊び戯れている姿は、大興区の生態環境が日に日に回復していることの生き生きとした証しとなっている。

南海子公園、念壇公園、清源公園のほか、大興区は近年、長子営湿地公園、青雲店楊各荘湿地公園、永興河蓄滞洪区一期などを設置してきた。それら湿地公園の面積は合わせて523ヘクタールに達する。また、百万ムー(1ムーは約6.667アール)造林プロジェクトが実施されているため、管轄内の緑の空間が拡張し続けている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年9月19日

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