トルコで奇跡再び!中国の救助チームが女の子1人を救助 地震発生から178時間経過

人民網日本語版 2023年02月15日15:55

浙江省紹興諸暨市の貴興救援隊は北京時間2月14日午前2時頃、他の救助チームと協力して、大地震に見舞われたトルコのがれきの中から、10歳の女の子1人を救助した。地震発生から7日以上を経過していた。

貴興救援隊の隊員・何占鹵さんは、「中国の国旗の下で奇跡が起きた。とても嬉しい」と興奮気味に話し、「救助されたのは、この中国の国旗が立てられていたがれきの下から。救助されたのは10歳の女の子で、生き埋めになってすでに約178時間が経過していた」と説明した。

かれきに立てられた中国の国旗(写真提供・貴興救援隊)。

現地時間今月13日午後6時40分、救援隊はかれきの下から一家3人を発見したものの、残念ながら3人とも心肺停止の状態だった。奇跡は、そのすぐ後の午後9時ごろに起きた。7日以上生き埋めになっていた10歳の女の子1人が救助されたのだ。女の子は直ちに救急隊員に引き渡され、病院に搬送された。

かれきの中で捜索活動を行う救援隊の隊員(写真提供・貴興救援隊)。

トルコ現地時間の今月11日から14日の3日間で、貴興救援隊は生存者1人を救助したほか、犠牲者30人を発見した。

疲れて横になる救援隊の隊員(写真提供・貴興救援隊)。

通訳を務めていたトルコ人は救援隊の隊員に、「本当に心から感謝している。中国人はプロフェッショナルで、まだ希望があると確信している」と、地元住民の感謝の気持ちを代弁した。

懸命に活動する救援隊に「いいね!」を送りたい。そして隊員たちが無事帰国することを願ってやまない。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年2月15日

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