中国西北地域初の「中欧班列」輸入商品保税売店がオープン

人民網日本語版 2023年09月26日13:24

9月19日、中国西北地域初の国際定期貨物列車「中欧班列」で輸入された商品の保税売店が、蘭州西駅にオープンした。旅客は列車の乗り降り時に、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線の20以上の国・地域からやって来た商品を買うことができ、中欧班列による輸送の最新の成果を享受できるようになった。

この中欧班列輸入商品(保税)売店は売り場面積が200平方メートルを超え、ロシア、ベルギー、カザフスタン、トルコ、イタリア、フランス、ドイツなど中欧班列が経由・到着する国・地域の商品を主に販売する。店内に足を踏み入れると、化粧品、ベビー・マタニティ用品、ホーム・日用品、食品・アルコール飲料、手に届くぜいたく品など10数ジャンルの1000種類以上の商品が所狭しと並んでいる。

ここ数年、ますます緊密になる中欧班列の国際物流ネットワークにより、中欧班列で輸入された商品の保税売店という新たな業態が生み出され、徐々にショッピングの新たなトレンドになってきている。

本物保証・お手頃価格

店内で売られている商品は「本物保証・お手頃価格」を特徴とし、メインのブランドコスメの販売価格は市場価格よりも明らかに安い。

商品の調達で「グローバル直接調達」と「1210(保税)EC」を併用したモデルが採用されると同時に、世界の進んだ偽造防止技術が駆使され、全プロセスのトレーサビリティが実現し、携帯電話でスマート電子タグを読み込めば本物かどうかがすぐにわかるようになっており、商品の品質が保証されている。

保税売店は高速鉄道駅の中にあり、旅客は海外に行かなくても気に入った商品を低価格で買うことができ、中欧班列のもたらした実質的な恩恵を着実に実感できる。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年9月26日

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