中国の新エネバスがウズベキスタンで人気に

人民網日本語版 2023年11月24日09:35

ウズベキスタンの首都タシケントの街頭では、純電動バスをよく見かける。これらのバスは広々とし清潔で、安定した走行で、騒音も無く、タシケントの美しい風景の一部となっている。これは中国宇通客車股份有限公司(以下、「同社」)の新エネバスだ。新華社が伝えた。

同社は今年、現地のバス運行会社からバス800台を受注した。うち純電動バスは300台、天然ガスバスは500台で、中国のウズベキスタン向けバス輸出の新記録を打ち立てた。またこれはウズベキスタンにとって初の新エネバス大量調達となった。

ウズベキスタンの首都タシケントで新エネバスに乗る市民(10月26日撮影、写真提供・新華社)。

現地バス運行会社の従業員であるホルドロフさん(33)は10年の経験を持つ路線バス運転手だ。ホルドロフさんは毎日の運行業務を終えると、必ずバスの点検を行うのだという。そして、「中国の先進的なバスをとても大切に思っている。バスのコンディションが良ければ運転手はより良く仕事ができる。新エネバスの運転は本当にワクワクさせてくれる」とした。

同社はウズベキスタンの気候の特徴に合わせ、今回受注したバスに特別な設計を施した。説明によると、これらのバスの動力バッテリーは独立した液冷システム、バッテリーコンパートメント衝突防止設計、バッテリー窒素ガス保護システムなどの安全技術を採用。かつモーター泥砂防護構造、モーター結露防止構造などにより故障率を下げると同時に、大出力エアコンにより冷房効果を保証している。

ウズベキスタンの首都タシケントで8月5日、バスの点検を行う現地バス運行会社の従業員のホルドロフさん(写真右、写真提供・新華社)。

ウズベキスタンの首都タシケントで8月5日、バスの点検を行う現地バス運行会社の従業員のホルドロフさん(写真右、写真提供・新華社)。

ウズベキスタンの政治アナリストは、「一帯一路(The Belt and Road) 」共同建設イニシアティブ10周年に際し、「ウズベキスタンを訪れ協力する中国企業が増え、現地のために新たな発展チャンスを創出している」とした。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年11月24日

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