北京のPM2.5濃度が3年連続で基準達成

人民網日本語版 2024年01月04日14:44

北京市生態環境局によると、2023年には、北京市の大気中の微小粒子状物質(PM2.5)、粗大粒子状物質(PM10)、二酸化窒素(NO2)、二酸化硫黄(SO2)の4つの主な汚染物質の濃度が国家大気の質二級基準を安定的に満たした。そのうち、PM2.5の年間平均濃度は1立方メートル当たり32マイクログラムで、3年連続での基準達成となった。人民網が報じた。

2023年の北京市のPM2.5濃度を見ると、「優良」の日が9割を占めた。「優良」連続日数は最長192日で、22年より20日長かった。2013年には半月にも満たない13日だったが、それから約10年で半年以上にまで伸びたことになる。

北京市生態環境局大気環境処の李翔処長は、「20年以上の努力が功を奏し、北京市の大気環境改善に向けた各種措置の効果が継続的に表れ、大気中の主な汚染物質の濃度が長期にわたって減少傾向にある。2013年と比べると、2023年のPM2.5、PM10、NO2、SO2の濃度は64.2%減、43.6%減、53.6%減、88.7%減となった。大気の質は根本的に改善されている。社会、経済活動や拡散条件の水準が似ていた2019年と比べると、2023年のPM2.5、PM10、NO2、SO2の濃度はそれぞれ23.8%減、10.3%減、29.7%減、25.0%減となった。大気の質は全体的に改善される傾向が続いている」と説明する。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月4日

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