ますます多くの若者が年越し用品消費の中心に

人民網日本語版 2024年02月01日13:13

春節(旧正月、2024年は2月10日)が近づき、24年の年越し用品の買い物ラッシュの中で、95後(1995年から1999年生まれ)が消費の中心を担うようになっている。彼らは年越し用品の新たなトレンドを追求すると同時に、商品の品質や自分の個性が発揮できるかという点をより重視する。新たなニーズが新たな消費を喚起し、特色ある年越し用品が新世代の消費者の「お気に入り」になりつつある。

新トレンド年越し用品は仕入れも販売も好調

牛肉、羊肉、魚、エビなどは上の世代にとっては年越し料理のメインメニューとして欠かせないものだが、95後の考えるメニューはこれにとどまらない。会員制スーパーの山姆会員商店(サムズ・クラブ)では、1996年生まれの胡寧浩さんが生のタラバガニを購入しようとしていた。1杯が1000元(1元は約20.6円)近くするが、胡さんはためらわなかった。「年越し料理なんだから奮発したい!オーストラリア伊勢エビや和牛といった食材は見た目がよく、質も高い。普段はなかなか食べられないので、お正月にぜひ味わってみたい」と胡さん。最近は見た目のよい肉系料理を選ぶ若者が多く、アメリカンロブスターやなまこなどの食材は美団をはじめとするECプラットフォームで売上上位をキープしている。

若者の買い物かごには、新しく、珍しく個性的なトレンド感に満ちたおやつの大型ギフトパッケージが入っている。サムズ・クラブが売り出した松ぼっくり型の容器入りのナッツ菓子ギフト製品、1キログラム入りのポップコーン、子どもの身長を測るときのメジャーになるグミなどのギフトは、非常に人気がある。新世代の年越し用品「辞書」では、年越し用品のセレモニー感を重視すると同時に、趣味性や双方向性も重視するようにしている。

会員制倉庫型スーパーの麦徳竜の長沙岳麓店では、大勢の若者が健康を目玉にした乾燥食品のギフトを選んでいた。年越し用品ギフトを購入する時、若者は品質と健康をより重視する。ギフトを選んでいた何沐玲さんは取材に、「夫と結婚して半年未満で、今年初めて一家の主となって正月を迎えるので、親戚回りにちょうどよいいくつかのギフト製品を気に入っている。ギフトにはサナギタケ、シメジキノコ、エリンギなど複数の干し野菜が入っていて、食べれば健康にいいし、保存期間も長い。親戚や上の世代の方に健康を送るのは間違いのないやり方だと思う」と話した。

年越し用品が「楽しい体験」であってもいい

これまで年越し用品と言えば食品、衣類・アクセサリー、酒類など従来型の消費財が中心だったが、95後の年越し用品リストには腕時計、健康器具、カメラ、旅行など選りすぐりの商品やサービス型商品が並ぶ。

社会に出て3年目の張晨曦さんは、これまでずっと遊びに行く時間がなかった。年越し用品の買い出しを担当することになった今年、張さんは春節連休に両親を連れて旅行に行くと決めた。

ミラーレスカメラ、楽器、アウトドアスポーツ用品も今年の春節に消費者が購入する「3大人気アイテム」だ。トレンド商品を主に扱うアプリ・得物のデータを見ると、今年1月以降、得物ではギターの売り上げが前年同期の2倍近く増加している。ミラーレスカメラも同5倍余り増加し、バドミントンや登山靴などのスポーツ用品も数倍か、ものによっては10倍も増加している。

上の世代が年越し用品の入ったたくさんの袋を抱えて食品マーケットでてんやわんやするというかつての状況から、95後が買い出しの中心になった現在の状況へと移り変わる中で、年越し用品の消費は量の確保から品質の追求へ、商品からサービスへ、消費から体験へと変化し、消費高度化の流れが春節を前にして集中的に現れているようだ。新世代の若者が年越し用品購入の新たなトレンドを少しずつ生み出すのにともなって、新たな消費時代の中、春節の新たなスタイルが勢いよく発展している。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年2月1日

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