内蒙古大学スピーチ大会
内蒙古大学では2年生1班〜3班が定期的に日本語コーナーを行っています。日本語学部の学生、日本語教師、日本人留学生が交流できる場で、学生が一生懸命案を練っているので、毎回楽しめるコーナーとなっています。最近では、内蒙古師範大学と内蒙古民族高等専科学校からも学生や協力隊員、日本人教師に参加してもらっています。フフホト市には内蒙古大学以外に日本人留学生がいないので、他校の学生にとっても日本人と話ができるいい機会です。また、日本語を学んでいる学生同士が触れ合うことによってお互いに刺激を与え合う場となっていると思います。
今回2回目を迎える内蒙古大学のスピーチ大会には師範大学、民族高等専科学校各校から3名ずつゲストを招き演説をしてもらう形となりました。日本語コーナーの延長としてのスピーチ大会ですから、運営はもちろん全部学生がしました。
4月23日、とうとうスピーチ大会の日がやってきました。約200人収容できる教室がほぼ埋まったころ、スピーチ大会がはじまりました。内蒙古大学から16名、他校から6名の演説者。司会者2人がとても緊張している様子が伝わってきました。もちろん演説者はもっと緊張していたことでしょう。しかし、それぞれがすばらしい演説をしてくれました。面白い話、感動させる話等、見に来ていた学生も静かに耳を傾け、そして他校の学生のスピーチには特に感嘆していたようでした。
留学生特別賞をもうけていたので、たくさんの日本人留学生にも聞きにきていただきました。そして、審査時間には留学生の亀田さんに三味線を演奏していただきました。三味線を見たことも聞いたこともない学生はとても感激していたようでした。また民族高等専科学校の隊員2人にバトンを使ったパフォーマンスをしていただき、三味線とは違い笑いを誘うおもしろい出し物をしていただきました。
今回のスピーチ大会は日中関係の問題を考慮して、学生も宣伝を控えていたようでした。学生が自ら、そこまで考え準備していたことに、少し驚き、そして感心しました。私が思っていたよりもいろんなことを考えていたんだなぁと思うと胸がいっぱいになりました。1班の皆さん、お疲れ様でした。大成功でしたよ。
数日後、演説者がとても緊張していたことから、「何かイベントがあるたびに皆で歌えるような歌があったらいいね」という同僚からの提案がありました。これから、その提案を受け入れ、緊張を取り払った中でのイベントが開催できれば、もっと楽しめるものになるのでは、と思っています。また、今回参加できるチャンスを自ら放棄してしまった学生が、来年は積極的に参加してくれたらいいなと思っています。
ご協力いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
内蒙古大学
外国語学院 日語系 日本語教師 内田暁子