ミスコリア候補者の写真がリンクゲームに＝中国

　韓国で最も権威のあるミスコン「2013年第57回ミスコリア大会」が今月4日に閉幕した。大邱（テグ）地区予選大会に参加した候補者たちの顔が皆そっくりなため、「クローン集団」と呼ばれて世界各国のネット上で熱い話題になったことは今も記憶に新しい。その後も、ミスコリア候補者たちの「そっくりな容貌」をめぐり、韓国の整形や化粧技術の高さについてネット上で熱い議論が繰り広げられるなど、「ミスコリア」ブームは今なお衰える気配を見せない。アップル社のアプリケーションダウンロードサービス・App　Store（アップストア）では13日、ミスコリア候補者たちの写真を3つ以上つないで消していくリンクゲームアプリ「ミスコリア連連看」が登場し、大きな話題になっている。「人民網」が伝えた。

　「確実に大ヒット！大ウケ！史上最も難しいリンクゲームであなたの限界に挑戦」というキャッチフレーズを打ち出し、多くの人をあきれさせたこのソフトが実際に公開されると、多くの人々から好評を博し、ネット上では「すごいアイデア」、「妙に面白い」、「アイデアとチャレンジ精神にあふれている」などと称賛する意見が次々と書き込まれている。どうやら開発者のアイデアは人々の肯定的な反応を引き出したようだ。

　このゲームアプリは北京伴旅文化発展有限公司のJason　Liuさんというエンジニアが開発したものだ。App　Storeにおけるアプリの説明には、「韓国大邱市の候補者たちがミスコリア大会で大賞に選ばれなかったことは非常に残念だった。この敗因は世界中の人々が候補者たちの整形を疑ったことによるが、実際は整形ではなく化粧によるものだ。やむをえず、候補者たちは普段のスッピン写真を公表せざるを得なくなったが、このことが候補者たちの魅力を半減させ、栄冠を手にするチャンスを失わさせた。これは、あまりにも不公平だ。とにかく、我々は候補者たちの美しい姿を再認識し、心の中に記憶させよう」と書かれている。（編集MZ）

　「人民網日本語版」2013年6月27日