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オランド大統領「習近平主席の来年の訪仏を要請」

【中日対訳】

 就任後初めて訪中したフランスのオランド大統領は25日夜、各国メディアに「今回の訪問を大変待ち望んでいた。本日私は習近平主席と率直で誠意ある、実務的な会談を行った」「来年は中仏国交樹立50周年にあたる。私はすでに習主席に来年の訪仏を要請した」と述べた。中国新聞社が伝えた。

 オランド大統領は25日午前に北京に到着し、2日間の訪中日程に入った。25日夜の記者会見では「仏中はすでに経済貿易、航空、原子力、人、文化分野で幅広く協力している。今後は省エネ・環境保護、農産物貿易、医療・健康、デジタル経済など新分野の協力も開拓する」と表明。「市場の相互開放、相互投資、第3国市場の分野で両国の協力には大きな将来性がある」と指摘した。

 また「まだ中国の全貌を見ることはできないが、1日の訪問を通じて、改革開放から30年余りの多大な成果をすでに感じた。中国を再び訪問することを大変心待ちにしている」と述べた。

 オランド大統領はさらに「アフリカでの仏中の協力には大きな余地がある。両国は共にアフリカで『責任ある大国』として振舞う必要がある」と指摘。「アフリカは希望の大陸であり、多大な潜在力を秘めている。アフリカが発展を望むのなら、安定した発展環境を整え、テロ、麻薬密売、武器密輸などの活動を取り締らなければならない。これはフランスがマリに出兵している理由でもある。中国はアフリカにとっても極めて重要だ。中国はアフリカの持続可能な発展に対しても責任を持つ必要がある」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年4月26日

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