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南スーダン大統領に対話の用意 中国は調停・対話促進

 2013年12月26日13:01
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 南スーダン軍は23日、ユニティ州の州都ベンティウについて、マシャール前副大統領が率いる反政府武装勢力から奪還できていないことを認めた。ジョングレイ州の州都ボルと合わせ、反政府武装勢力が南スーダンの重要都市少なくとも2つを掌握していることになる。両州は南スーダンの重要な油田地帯であるうえ、同国政府は歳入の95%前後を石油に依存している。

 潘基文国連事務総長は23日「南スーダン情勢は厳しさを増している。国連南スーダン派遣団(UNMISS)は市民保護という中核任務の達成を確保しなければならない」と表明。地域の指導者と電話し、UNMISSの増員について支援を求める方針を明らかにした。現在、UNMISSは軍と警察で約6800人。

 中国の張明外交部副部長(外務次官)は24日、スーダン、ケニアなど政府間開発機構(IGAD)加盟国の中国駐在の外交官と会見した際「南スーダンの人々の友人、協力パートナーとして、中国は南スーダンの衝突各方面に対して、国益、国民の幸福、地域の平和・安定・発展を重視し、自制と冷静さを保ち、敵対・衝突行動を直ちに停止し、早急に交渉を開始し、対話と協議を通じて政治的溝を解決し、危機を終わらせ、国家の平和と安定を回復するよう呼びかける。中国は自らのやり方で調停・対話促進に取り組む」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月26日

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