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喫茶店で面接したらコーヒー代は誰が払う? 台湾紙

 台湾の日刊新聞「中国時報」は20日、「さっき、ある男性を面接した。北京大学卒、経営学修士(MBA)取得と履歴書は完璧。でも、喫茶店で面接したんだけど、コーヒー代はこっちもち。気を使う様子は全くないし、コーヒーを運んだのも私。どこにでもいる何もしない男って感じ。全くの世間知らず。何か成し遂げたいなら、小さなことにまで気を配らないと」する中国大陸部の女性面接官のつぶやきを掲載した。中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトが報じた。

 同つぶやきは、女性面接官が中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に投稿したもので、5万回以上転送され、話題となっている。

 「中国時報」の記事は「女性面接官が喫茶店で男性の面接をする時、コーヒー代どちらが払うべきか?」とし、「一見、男性の行為は不快に思えるかもしれないが、『どちらが主人でどちらが客』かという基準で考えると、それほど難しい問題ではない。同件に関しては、女性が男性を呼び出して面接したのだから、女性が払うべき」としている。

 さらに、「この女性面接官の不満やミニブログでつぶやく時の感情は我々が注目し、よく考えてみるべき点」と指摘。

 「人情という角度から考えると、男性と女性が一緒に喫茶店に行ったのなら、男性が紳士的な態度を示すべきで、進んでコーヒーを運び、代金も払うべきだろう。ただ、同件はそんな単純な問題ではなさそうだ。女性面接官が怒っているのは、本人が述べるように、男性側の『常識のなさ』だ」。

 では『常識』とは何だろう。「分析してみると、女性面接官の態度は、『私は面接官。私はあなたが職に就けるか、しいては運命まで決めることができる。運命を握っている人と会っているのだから、少し気を使って、進んで代金を払ったり、せっせと働いたりしてご機嫌を取ってくれないと。そうしてくれたら私も喜んであなたを合格にしてあげる。あなたは職にありつけるし、私も自分のプライドを守ることができ満足感もある。両者にとって都合がいいことじゃない』というもの。このような『常識』は、面接を受ける人やその他権利のない人に対する『過度の要求』、しいては『ゆすり』にほかならない」と指摘。

 「このような『常識』は誰でも知っているが、人や社会にマイナスの影響を及ぼすだけ。それでも、誰でも、特に社会の『常識』にもまれ、染まってしまった人は往々にして女性面接官と同じような気持ちになる。このような中国版『常識』はどこででも氾濫している。我々はこの『常識』を破ることはできないのだろうか」と締めくくっている。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年11月21日


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