2014年1月7日  
 

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80後「年越しの恐怖トップ9」がネットで話題

首位は「少ない年末ボーナス」

 2014年01月07日13:50
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 春節(旧正月)が間近に迫る中、「80後(1980年代生まれ)にとっての年越しの恐怖トップ9」との書き込みがネット上で注目を集めている。「新年を迎えるにあたり、あなたにとって最も恐いことは?」という話題をめぐって熱い議論が繰り広げられており、「周りから結婚をせかされる」、「新年の贈り物で出費がかさむ」、「給与額を人から聞かれる」、「同窓会に行く」、「年末ボーナスが少ない」などが、「年越しの恐怖トップ9」に顔を揃えた。中には、「年越しの恐怖トップ9」のリストを見て、「年越しはまるで災難だ」とため息をつく人もいる。 荊楚網が伝えた。

 「年越しのトップ9」として挙がったのは、「年末ボーナスが少ない」「春運(旧正月の帰省・Uターンに伴う特別輸送体制)の超ラッシュ」「周りから早く結婚するようせかされる」「親戚や隣近所の人から、給与額を聞かれる」「新年の贈り物で出費がかさむ」「甥や姪へのプレゼントで出費がかさむ」「道がひどく渋滞する」「同窓会に顔を出す」「自分の年齢が話題に上る」。 このうち、「年末ボーナスが少ない」がランキングの首位に立った。首位となった理由としては、「年末ボーナスの額が、快適に年越しできるかどうかに直接影響する」「年末ボーナスが余りにも少ないと、新しい年に向けてのやる気が出ず、心理的に大きなマイナスとなる」などが挙がった。あるネットユーザーは、「全く図星という項目が1つや2つじゃない」と感想を書き込んだ。

 春運のラッシュ、年末ボーナス、道路の渋滞など各世代に共通した問題のほか、1990年代生まれの結婚が「晩婚」と言われる時代に入ったことから、1980年代生まれの独身者の多くにとっては、「周りから結婚をせかされること」が恐怖のトップとなっている。ネットユーザー「茉莉田七」さんは、「帰省すると、またぶつぶつ言われるに決まっている。こんな風で良い年越しなんてできる訳が無い」と嘆く。春節が近づき結婚をせかされる恐怖におびえるネットユーザーが大量に出現するにつれて、「縁結びの神が良縁を授ける」という名前の微博(ウェイボー)の人気が上昇している。多くのネットユーザーが、このブログを通じ、「春節の帰省の折に家族から結婚をせかされるという悲痛な運命から、どうにかして逃れられないか」と、救いを求めた。このうち、宜昌に住むネットユーザーの女性は、「縁結びの神様、どうか、落ち着いた30歳以上の男性とのご縁を私に授けて下さい。一人でお正月を迎え、周りの年長者に結婚をせかされるのはもうこりごりです」と、切実な気持ちを投稿した。

 一方で、この「恐怖トップ9」を「何てことはない」と思っているネットユーザーもいる。「婚礼撮影師CarMan」さんは、「9つとも、巻き添えをくらった結果、自分が疲れ果ててしまう、というだけで、何てことはない。全て、自分が恐いと思えば恐いが、私は恐怖の対象とはみなさない」という意見だ。

 また、微博上で、「どのような気持ちで年を越せば、楽しい年越しになるのだろうか?」という質問が、多くのネットユーザーから寄せられた。心理カウンセラー(2級)の国家資格を持っている毛白楊氏は、この問題について、次のような見方を示した。

 多くの人にとって、年末には片付けなければならない繁雑な用事が多々ある。また、年を越すことに対し、わくわくした気持ちと焦る気持ちが共存している。一部の1980年代生まれは、社会人になってからほどほどの年月が経ち、将来に対する気持ちや仕事の面では、まだまだ努力と忍耐の段階にある。郷里で家族や友人と再会し、「愛ある拷問」を受けなければならない年越しは、確かに彼らの気持ちを重たくする。だが、「年越し」は決して辛いものではない。まず大切なことは、冷静な心理状態を保つことで、外野の声に心を振り乱されないこと。友人からの質問攻めに対しては、自然かつ礼儀正しい対応を心がけ、最初から「大きなプレッシャー」として捉え、過度に恐れる必要はない」。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年1月7日

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