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海洋監視船、釣魚島海域で春節迎える

2月9日、「中国海監137」船上で「春聯」の筆を執る取締官ら

 中国春節(旧正月、今年は2月10日)の大晦日にあたる9日、中国の海洋監視船隊は釣魚島周辺の領海を常態化(通常)巡航した。新華网が伝えた。

 春節は、中華民族にとって最も重要な伝統行事。この時期に中国の公務船が中国領海の釣魚島周辺で巡航を行うのはこれが初めて。2012年9月14日以来、中国の海洋監視船隊は、祖国のこの神聖な海域における常態化巡航を続けて来た。

 白色の監視船「中国海監137」船上には、真紅の中国結と喜びを表す春聯(旧正月に門などに貼られる赤い紙)、団円(再会、団結)を祝す赤い灯籠、さまざまな蛇年の飾りが付けられ、おめでたいムードをかもしだしている。

 同船の方東年・船長(兼任)は、「大晦日の夜の食事は、中国人にとって最も大切な食事。船上の条件は限られていますが、船上の皆には、この食事をおいしく食べて、よい新年を迎えてもらい、家を懐かしむことなしに張り切って釣魚島の巡航を続けてもらおうと考えています」と語った。(編集MA)

「人民網日本語版」2013年2月11日

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