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バドミントン世界選手権で林丹選手が優勝

優勝して妻の謝杏芳さんにキスする林丹選手。

 バドミントン世界選手権の男子シングルス決勝戦で11日、林丹選手が2-1でリー・チョンウェイ選手(マレーシア)を破り、5回目の優勝を果たした。中国新聞網が伝えた。

 2013年バドミントン世界選手権は11日夜、最後の試合となる男子シングルス決勝戦を迎えた。中国の林丹選手がマレーシアのリー・チョンウェイ選手を破り、史上初めてとなる5回目の優勝を手にした。

 優勝した林丹選手は世界での優勝回数が18回に増加。半年近くの活動休止の後での優勝は「王者の帰還」を表すもので、大きな意義を持つ。

 「活動を休止していた期間中、疑問の声を寄せる人もいた。復帰してすぐは若い選手も力をつけているし、自分でも自分を疑った。友人の励ましに感謝したい。彼らは私が重荷を下ろして自分を取り戻し、他人の評価は気にしないようにと望んでくれた。」

 今回の選手権で、林丹選手は再び「林丹の態度」を明らかにした。「今回参加したのは自分が18回目の優勝を手にできると証明するためではなく、『林丹の態度』で試合を楽しむためだ」と語る。

 決勝戦は林丹選手の33回目の試合で、なじみの対戦相手のリー・チョンウェイ選手にも感謝を表している。「私たちはもはや以前のようなライバルではないと思う。私たちはこの試合の機会を非常に重視している。私たちはすでに30歳で、毎回の試合が貴重だ。こんな偉大なライバルがいることに感謝している。」

 試合の最終局面ではリー・チョンウェイ選手がケガのため試合を一時中断せざるを得なくなった。林丹選手は相手側サイドに行き、ケガの具合を尋ねた。最終的にはリー・チョンウェイ選手は試合の続行が不可能となり、林丹選手は勝利に喜んだものの、この「生涯のライバル」をも忘れず、審判や医師がリー・チョンウェイ選手を担架に担ぎ上げるのを手伝った。

 優勝により復活を宣言した林丹選手に、多くのファンが次のオリンピックへの参加を期待している。林丹選手はまだ態度は表明していない。「そんなに先のことは考えていない。今は家に帰って家族と喜びを共にしたい。」(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年8月12日

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